決算書・申告書、提案書!? 税理士への逆提案もあり
千客万来(笑)。
遠くに見える白山
決算書・申告書、提案書 割り込む去年と提案書
2月も末になると、気温も高くなり、日も長くなります。
鉛色の空模様の北陸でも青空が見られるようになります。
などと吞気にしていると、既に一年の1/6が過ぎてしまいます。
確定申告でもたついていると、4月からの新年度スタートにさえ出遅れます。
コロナ禍の影響で令和2年分(2020年分)の確定申告は、
2021年(令和3年)4月15日まで期限が延長されています。
しかし、先行き不透明だからこそ、早めの申告と今年の対策が必要です。
決算書・申告書の後には、提案書ではいかがでしょうか?
決算書・申告書、提案書 税理士の提案はナウくない(笑)
税理士からの提案書というと漠然としています。
提案の対象を絞ると、
・前年の決算と申告を踏まえて、
・今年からの経理処理や税金対策、お金の管理の見直し
を検討、変更、導入してみる試みということです。
提案の目的は、前年以前からのストレスの原因を解消していくことです。
ストレスの原因と解消は、たとえば経理処理では、
・手書きや勘定科目印の紙の帳簿 → 会計ソフト
・会計ソフトへの手入力 → クラウド会計
・煩雑な紙資料の管理 → ペーパーレス化
・銀行通帳の毎月の記帳 → インターネットバンキング
未利用の方にとっては、導入に戸惑いのある提案かもしれません。
しかし、税理士が提案する内容はナウくありません(笑)。
税理士の平均年齢が高いから(60代前半)ではなく(笑)、
特別な技術や知識がなくとも導入できる提案が多いからです。
言い換えると、税理士の提案はちょっとした予言にすぎません。
いずれは当然になる内容を若干前倒しする印象です。
エンジニアでもない税理士が提案できる内容ならば、
それほど強張ることもないはずです。
決算書・申告書、提案書 逆提案してみては?
税理士からお客様への提案もありますが、
お客様から税理士への逆提案もありです。
お客様の目線では、経理や税務といった本業以外を外注されているわけです。
そうした専門家ではない方だからこそ、
処理にストレスを感じたり、もどかしさを覚えるはずです。
ある時代や環境下では良しとされた仕組みが常にベストではありません。
(ご自身の仕事の変遷をみれば明らかです)
できるはずのこと、やったほうが良いこと、
できる限り回避したほうがよいこと、やるべきではないこと、
時代や業種業態・規模によって不変の考え方もあれば、
柔軟な選択肢もありえます。
前年以前からの疑問やストレスを解消するために
税理士に提案してみる、相談してみることもおすすめです。
蛇足
ITと年齢は関係がないと思っています。
(ITと年齢は関係ない 理由と解決方法)
とはいえ、年配のお客様には提案をためらうのも事実です。
不利益を被るのはお客様なんですが・・・
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