税理士以外からの有効なアドバイス!?
#確定申告を雑に振り返る
雑多だけど前向きで建設的なツイートだからこそ、
当事者目線で役立ちそうです。
雑に振り返る スカッと忘れる頃じゃない?
2023年(令和5年)3月はソメイヨシノの開花が
例年より早い春となっています。
桜の開花宣言を聞くと春一色となります。
ちょっと前の確定申告さえスカッと忘れます。
と思っていたところ、Twitter上では、
- 「#確定申告を雑に振り返る」
といった投稿が続いていました。
税理士や税務業界関係者ではない方からの
確定申告での体験記での投稿です。
制度や仕組みの誤解などもあったりしますが、
当事者目線での振り返りは見逃せません。
雑に振り返る 傾向と対策
ツイートを眺めていると、類似の体験の投稿がみられます。
たとえば、期限ギリギリに申告となったケース。
ツイートでは多くみられたトラブルでした。
申告期限に迫られた背景として、
- 帳簿作成を放置していた
- 資料の収集に手間どった
- 電子申告の手順を忘れた
- 手掛けた時期が3月以降だった
といった原因が挙げられています。
普段手掛けない処理ということで、
- インクカートリッジ切れ
もトラブル要因だった方もおられたようです、
その一方で、比較的スムーズに申告が完了した
というツイートも多くありました。
- 資料をあらかじめ1か所にまとめておいた
- 申告期以前より確定申告を想定していた
- 定期的に経理処理をしていた
- 銀行口座を管理していた
- 会計ソフトを利用した
- 電子申告を利用した
上記の対策をみると、
- 特別な対策よりも定番の対策を優先
といった傾向がみられます。
事業の内容や規模によって対策は異なりますが、
定番の対策があることが当事者目線でわかります。
雑に振り返る 来年まで持ち越さない!
「#確定申告を雑に振り返る」のなかには、
- 今年(2023年令和5年)もすでに3か月経過!
と指摘されている方もおられました。
「こっち」側の方かな?、と思ったくらいです(笑)。
事業者といっても、必ずしも毎日経理が必要とはいえません。
といって、1年分処理をため込んでしまうと、
- 業績を想定した先手が打てない
- 資料の紛失に気づかない
- 処理が短期間に収集する
- 他の業務を圧迫する
- 間に合わない
と残念な状況に陥ります。
幸い、日本では第2の新年ともいえる4月があります。
「#確定申告を雑に振り返る」を活かせるきっかけになります。
また、2023年10月からは消費税インボイス制度が始まります。
免税事業者であっても登録事業者となる場合、
登録後の消費税も申告・納税対象となります。
「#確定申告を雑に振り返る」からの知見を活かす機会を
来年まで持ち越す理由はありません。
振り返った後は前向きな選択と行動がおすすめです。
税理士への早めの依頼も選択肢の1つです。
蛇足
税理士からのアドバイスは有効でも当事者目線とは
隔たりがあるかもしれません。
「#確定申告を雑に振り返る」にはそうしたもどかしさが
垣間見えます。
蛇足2
電子申告(e-Tax)では操作で難儀された方も多かったようです。
「確定申告書等作成コーナー」でのマイナンバーカードの認証で
手間どられるようです。
「作成コーナー」は申告期以外でもアクセス可能です。
「作成コーナー」にアクセスして申告の処理を概観すると、
とるべき選択がイメージしやすくなります。
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