渋々始めるICT化も悪くありません!
おすすめのスタートとは?
とりあえず始めてしまうと何とかなるものです。
問題はとっかかりですね。
渋々ICT化 時代の流れの使い方
変化に対して後ろ向き、否定的な発言をされる方がいます。
- そんなことやったって…(無駄じゃない?)
- 今までだって…(やらなくていいんでしょ?)
- いまさら…(やりたくない)
カッコ内は発言をされる方の本音ともいえます。
一方で、効率性が実感できると印象は変わります。
また、変化に乗り遅れたことで気を逸した状況から
発言が否定的になることもあります。
そうした場合、時代の流れといった「外圧」を利用して
変化のきっかけとすることがおすすめです。
「ICT(Information Communication Technology)」化
にも当てはまります。
渋々でもICT化を進めることがおすすめです。
渋々ICT化 おすすめのスタートとは?
私の従事している税理士業務でもICT化は進む一方です。
- クラウド会計
- 電子申告
- ペーパーレス化
- キャッシュレス etc.
2023年(令和5年)10月から始。消費税のインボイス制度では
「デジタルインボイス」の導入も想定されています。
ICT化は避けられない課題です。
税務会計のICT化では「会計ソフト」の利用から始める
と思われるかもしれません。
悪くない選択ですが、会計ソフトの選択・設定・運用
といった面で税理士のサポートが有効です。
会計ソフトを導入したからICT化とは言い切れません。
私がおすすめするICT化のきっかけは、
- キャッシュレスでの支払い・納税
という選択です。
たとえば、納税。
国民の義務という強制力・外圧での後押しだけでなく、
キャッシュレス納税の選択肢が整備されています。
とはいえ、「振替納税」はおすすめできません。
振替納税は当局側が銀行口座から引き落とすだけなので、
ICT化にはつながりません。
上記のキャッシュレス納税の中では、
- 「ダイレクト納付」
がICT化のきっかけとしておすすめです。
「ダイレクト納付」は納税やキャッシュレスだけでなく、
芋づる式にICT化の成果が期待できるからです。
渋々ICT化 芋づる式を狙う
「ダイレクト納付」では「e-Tax」を利用します。
e-Taxを利用することで、
- マイナンバーカードによる認証
- 電子申告
- ペーパーレス化
といったICT化とも接点があります。
ICT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)は
特定に手続きや処理が対象ではありません。
日常生活や業務と関わる処理や手続き全般が対象です。
時代の流れといった「空気」だけでなく、
- 強制力や「外圧」が働き
- 芋づる式の効果が期待できる
といった糸口からのICT化がおすすめです。
渋々始めても効果は実感できるはずです。
蛇足
アイキャッチ画像は道端に咲いていたタチアオイです。
とくに栽培されているというわけでもなさそうなのですが、
背丈も大きく鮮やかな花が目立っていました。
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