クレジットカード決済の導入 StripeとSimpleStripeCheckoutで
ストレスを減らすには準備が必要です。
目次
クレジットカード決済の導入 決済もオンライン対応
ブログやホームページを運営しており、コロナウイルス騒動後にオンラインでの対応が重視されるなかでは、決済の手段も拡張しておく必要があると思いました。
今後オンラインでのセミナーを増やしていく予定なので、 ウェブからの受注ではクレジットカード決済の導入が必要だと感じました。
理由は、銀行振込だけではインターネットバンキングを利用されていない方には振込の手間がかかることや振込手数料もかかることが障害となると思ったからです。
クレジットカード決済では決済手数料が生じますが、利用される方の利便性を重視することで長期的にプラスになると判断しました。
そこで今回、クレジットカード決済の導入に踏み切りました。
クレジットカード決済の導入に際しては、以下の2つの手続きが必要でした。
まず、クレジットカード決済を代行してくれる決済代行会社との手続きです。
決済代行会社を利用することで、加盟店(私)⇔決済代行会社⇔クレジットカード会社⇔カード利用者と連携できます。
私はStripe( ストライプ、以下)を選択しました。
次に、ブログやホームページを通じてクレジットカード決済の導入をするためのプラグインの設定が必要となりました。
(プラグインはブログやホームページを管理しているWordpress(ワードプレス)に機能を付け加える仕組みです)
私はプラグインにSimple Stripe Checkout(シンプルストライプチェックアウト、以下SSC)を利用することにしました。
クレジットカード決済の導入 決済代行はStripe( ストライプ)
クレジットカード決済の導入に際しては、決済代行会社が不可欠です。
よく知られているところでは、 PayPal(ペイパル) があります。
その他にも、Square(スクウェア)、 Amazon Payといった選択肢もあります。
私がストライプを選択した理由は以下の通りです。
・クレジットカードを利用する方が、決済に際して登録する必要 がない
・決済料金の3.6%という明確な料金設定
・申請から利用までの手続きが簡潔
留意点としては、初期の状態では JCB には対応していないということです。
今のところ、ストライプの「ダッシュボード(ウェブよりアクセスできます)」からの請求は予定していませんが、処理は可能です。
私が予定しているのは、下記のWordpress(ワードプレス)のブログやホームページにストライプの決済機能を追加する仕組みです。
クレジットカード決済の導入 プラグインはSimple Stripe Checkout
ブログやホームページでは WordPress(ワードプレス) を利用しているのですが、この WordPress に新しい機能を追加するために必要なのがプラグインです。
クレジットカード決済のためのプラグインも豊富に用意されているのですが、今回私はSimple Stripe Checkout(シンプルストライプチェックアウト、以下SSC)を利用することにしました。
このプラグインを選択した理由は、無料かつ設定が簡潔だったからです。
SSCを開発したグロウニッチ社(Growniche)の用意した手順書は、ストライプのアカウントの設定からプラグインの導入までが詳細に解説されています。
(SSCについては、こちら)
プラグインの設定は実質的には、20分もかからない処理でした。
以下は実際に設定したものを自分で試したものです。
「支払う」をクリックするとポップアップで入力画面がでます。
決済後は完了のご案内が表示されます。
SSCの設定により、事業者(この件では私)と支払者の方双方にカード決済のメールが届きます。
(設定によっては、24時間以内なら支払者側からのキャンセルも可能となります)
事業者のS社ダッシュボードには、支払者からの記録が反映されます。
クレジットカード決済の導入は、今のところ事業活動で必須とは言えません。
しかし、決済の選択肢を増やしておくのは、環境が変化していくなかでは対応力が高まります。
クレジットカード決済の導入を考えている方は、参考にしてください。
蛇足
この後は黒歴史・・・
クレジットカード決済の導入 当初の予定
クレジットカード決済の導入は試行錯誤の連続でした。
クレジットカード決済の代行会社はストライプという点は変わっていないのですが、問題はプラグインの導入でした。
当初予定していたプラグインは WP Full Stripe Free でした。
クレジットカードでの決済画面を埋め込めるタイプ(インライン)で見栄えが良く選択しました。
(SSCはポップアップ型です)
無料のプラグインではあったものの、デフォルトでは表記が英語のため FTP 接続をするなどしてファイルを日本語に書き換えたりなどもしていました。
(wpxでのFTP設定 設定できないときのポイント)
以下はその時の決済画面です。
決済画面がポップアップ式ではなく埋め込み型のインラインだったのが魅力だったのですが、なぜか決済が反映されず(ストライプのダッシュボードで確認できず)、結局見送ることにしました。
クレジットカード決済の導入 プラグインは豊富ではあるが
クレジットカード決済の導入のプラグインは豊富なのですが、導入に際しての情報は ウェブ 上の経験者の情報を頼りにしました。
書籍では、クレジットカード決済に言及されたものが無いので、なるべく新しい情報を確認しながら執り行う必要があります。
ウェブの記事が正しくとも、設定する当事者が見逃していることや誤解していることもあります。
また、プラグインは海外製のものが多いので英語表記などとっつきの悪いものも多く見受けられます。
設定に戸惑うこともあるかもしれません。
クレジットカード決済の導入は魅力もありますが、仕様の選択によっては設定の煩わしさがあります。
これからクレジットカード決済の導入を考えておられる方は、参考にしてください。
ついでに、こちらも参考に。
(がっかりに慣れる)
蛇足2
FTPでの接続やファイルの書き換えは悪くない経験でした。
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
■確定申告のご依頼も受付中!