Pythonを手軽に試す方法とは?
Google Colaboratoryと画面キャプチャーを利用する

こんな程度からでもできるんだ、という印象が大きな一歩!
になったらいいですよね(笑)。


松任芽MATTOME」(田中屋、石川県白山市)

お手軽Python 面白そう!、だけど…?

魅力的なデモンストレーションをみると、試してみたくなることがあります。

たとえば、プログラミング。

同じパソコンを使っていても、まるで違う成果がみられます。

わずかなコードを入力するだけならなおさら違いを感じます。

とはいえ、それでも高いハードルがあるという印象かもしれません。

今回は、先日私が実際にやってみたPythonの実験の紹介です。

お手軽Python 最小限への工夫

Twitterを眺めていたところ、下記のtweetをみかけました。
 (みやさかしんやさん@miyashin_prg)

  • 数行のコード
  • GPSデータ(緯度、経度)
  • Google Colaboratoryコラボラトリー

と準備らしい準備も、知識らしい知識の負担も少ない様子です。

私が上記を試した過程は、

  1. 上記tweetを「Rapture」で画面キャプチャーして、
  2. ブラウザの新規タブよりGoogle Colabを起動して、
  3. キャプチャー画面を参照しつつコードを入力して、

実行して確認という流れでした。

実際に試した画面は以下の通りです。

  • 画面キャプチャーを手前に配置しつつ、
  • 「folium」のインストールをして、
  • 出力に必要なコードを3行を入力して実行

とシンプルな過程です。

サンプルでは、「マーカー」の出力も示されていましたが、
それさえ省略しています(笑)。

その代わりに、サンプルとは異なり、

  • 金沢市
  • 拡大レベル15

とちょっとだけアレンジしました。

要した時間は10分程度です。

ツールも時間も労力もわずかですが、成果は確認できました。
 (下記は金沢駅西口から金沢港にかけての地図です)

OpenStreetMapオープンストリートマップ(OSM)」をGoogle ColabとPythonで操作できた成果でした。
 (OSMは地図版のWikipediaともいえるプロジェクトです)

お手軽Python 試してみないとわからない

長々とPythonでの実験を紹介してきましたが、

  • それで、一体何の役に立つの?

と問われると、こたえに詰まります(笑)。

上記の例だけでは、これといった実益はありません。

その一方で、今回のちょっとした試みは、

  • PythonでのOpenStreetMapの操作
  • foliumライブラリの利用
  • GPSデータの利用

といった広がりが期待できます。

知っている・聞いたことがあるだけでは得られない成果を
ちょっとした実験から得られます。

 

■参考

 

蛇足
「松任」という漢字をみると、石川県民の場合、

  • 「まとう」

と読む方が大多数です(たぶん)。
かつて「松任まっとう市(現在は白山市)」があった影響です。

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