税理士試験に合格した後はカウントダウンが始まります! 10年後どうしたいか?
「営業」というと苦手意識を感じるかもしれません。
試験のしんどさに比べればどうってことないんですが(笑)。
どらやき(日本堂・能美市)
合格後カウントダウン ステージが変わる
2021(令和3年)なんやかんや言われつつも税理士試験が終了、
12月17日には結果が発表されました。
合格者が600人を下回るなかで、新たな希望を見出された方も
多いはずです。
合格の結果を受けて就職活動や転職活動をスタートさせることも
あるはずです。
私も合格したときには税務会計とは関係のない仕事をしていたので
慌てて転職活動を始めた記憶があります。
(税理士試験合格した直後にやったこと 転職と登録申請を意識して活動)
傍目(はため)にはよくある転職活動です。
しかし、それまでの転職活動とはステージが変わった印象でした。
合格後カウントダウン とりあえずのゴールは10年後!?
就職活動や転職活動で気になるチェック項目は、
- 給料やボーナス
- 社会保険など福利厚生
- 就業時間や残業時間
- 業務内容
- 就業地
といったところが一般的です。
試験合格以前ならば、上記の項目と自分の希望を突き合わせて
求人に応募します。
試験合格後も上記の項目は無視できません。
とはいえ、合格した後だからこそ浮上してくる項目もあります。
抽象的に表現すれば今後のキャリアアップです。
私の場合、具体的には
- 「10年後どんな税理士でいたいのか?」
といった構想や判断と向き合っていました。
合格したときの年齢が30代前半より若い場合には、
そうした検討は後回しでもいいかもしれません。
その一方で、30代後半より年長の場合には手持ちの時間、
税理士として現役で活動できる時間を織り込んだ判断が
必要になります。
80代・90代(!)の税理士がいるからといって、
自分の年齢を棚上げにはできません(笑)。
試験合格の達成感とプレッシャーからの解放感がある一方で、
税理士キャリアとしてのカウントダウンも始まっています。
合格後カウントダウン 考える・調べる・会いに行く
私が合格した後に考えていたのは、
- いずれ(40代)地元(石川県)で独立開業
という漠然としたイメージでした。
北陸税理士会にお願いして、会報に転職活動中であることを
掲載していただきました。
1月の会報に掲載された直後に数件の税理士事務所から
面談の機会をいただきました。
面談の機会を提供してくださった事務所には全てお伺いしました。
キャリアアップは主体的に進めることが大前提ですが、
一方通行ではありません。
面談を通じて自分の希望と現実の状況との折り合いをつける
判断も必要になってきます。
試験に合格すると税理士としてのキャリアの残り時間の
カウントダウンが始まります。
合格した後のふわっとした状態から、一挙にスイッチが入ります(笑)。
蛇足
来年2022年(令和4年)の試験のスケジュールを公表されています。
2022年での合格を狙う方は、就職や転職活動も年内完結になるかもしれませんね。
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