納税・節税だけでは物足りない

あと一歩です。


タマネギマシマシ

納税・節税だけでは 義務なのはわかっている

納税義務。
漢字だけをみていても堅苦しいのですが、
負担を数字で表されているだけに余計に重い印象です(笑)。

年末調整や確定申告で還付の方にとっては、
納税とセットともいえる還付は悪い印象ではありません。

一方、ビジネスをされている方にとっては、納税義務は困ったものです。

とはいえ、税金は逃れられるものでもなく、
一般に日本での納税意識は高いので、 納税義務の理解も得られやすい状況です(よね?)。

見逃しがちな思い込みがあります。
納税義務があるからといって、損をすることにはつながりません。

納税義務の達成と納税者のプラスは相反しないともいえます。

納税・節税だけでは 節税だけでは物足りない

納税するからといって損にならないというと、節税が思い浮かびます。

必要な経費を漏れなく計上して、所得控除の申告をすれば、
結果的に節税につながります。

期限内に適正な節税をしていけば、追加の負担は出ないはずです。

資料を適正に保管して、漏れなく処理するといった基本的な処理だけでも、
節税につながります。

しかし、こうした節税だけでは物足りなさがあります。

税負担は、あくまで1年間の活動に対象が絞られています。

節税による効果も基本的には、納税対象の年で完結します。

適正な処理による節税だけでは、過去の処理の確かさを明らかにすることに止まります。

別の表現では、将来に向かって成果が得られないともいえます。

納税・節税だけでは もし○○していたら・・・

では、納税や節税以外での将来に向かっての成果とは何か?

広い意味での資産形成です。

お金を貯める預金や貯金もその一つです。

所得税との関連では、所得控除が関連します。
所得税は、所得から所得控除をした後に税金の計算があります。

所得控除は、現時点での負担を反映した控除と将来の資産形成に向かっていく負担の控除があります。
前者は、医療費控除や配偶者控除や扶養控除などです。
後者の将来の資産形成に向かって行く控除が社会保険料控除や小規模企業共済です。
国民年金・国民年金基金・ iDeCo(イデコ)・ 小規模企業共済などがあります。

節税をしつつ納税をして、さらに将来に向かって資産を蓄えることは可能です。

こうした将来へのプラスにつなげるための条件は、
・納税者の方のお金(経済状況)の管理
・ 年内に実行
となります。 

確定申告を処理しつつ、できるはずだったことを想像してみることが前向きな検討です。

「もし○○していたら・・・」は、納税義務や節税を上回る発想です。

 

蛇足
人にごちゃごちゃ言われるより、自覚したときの方が数段プラスの刺激です。
(しょっちゅう無いほうが良いのですが(笑))

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