確定申告と税務署窓口が離れていく!?
申告書用紙の備え付け廃止と有利な選択
「塩対応」ととらえるか、「愛のムチ」なのか?
どちらも歓迎できそうにはありませんね(笑)。
どちらととらえるにせよ、土壇場での決断よりは
早めの切り替えが吉です。
寒い時期に寒い思いをしないことがおすすめです。

地域によってはピンとくる!?
備え付け廃止 直前期の打ち合わせ
1月は税理士にとっては忙しない時期です。
お正月明けからは、
- 源泉所得税の納期の特例への対応
- 法定調書の提出
- 給与支払報告書の提出
- 償却資産税申告
と短期間に対応する業務が続きます。
1月のカレンダーで業務を管理、2月のスケジュール調整
と「確定申告」に備えることになります。
確定申告では経営する税理士事務所や自分の申告だけでなく、
税理士会での相談会参加といった対応もあります。
市役所などでの相談・申告の業務を税理士会と税務署で
コラボする機会もあります。
1月はそうしたコラボのための打ち合わせも行われます。
備え付け廃止 確定申告と窓口が離れる!?
確定申告で扱われる税目と期限は
- 3月15日締切‐所得税・贈与税
- 3月31日締切‐消費税
と毎年固定されています。
(2026年(令和8年)は日付の都合で3月16日(月)締切)
他方、申告や納税の手続きについては変更や追加があります。
2025年分(令和7年分)の確定申告では、
- 税務署窓口に申告書等の用紙を備え付けない
- 申告書等の用紙は納税者が準備する
- 国税庁サイトより入手
- コンビニマルチコピー機を利用
といった変更点があります。
確定申告の時期になると税務署の入口などに置かれていた
申告書等が今後はみられなくなるわけです。
確定申告と税務署の窓口が離れるともいえます。
備え付け廃止 負担を軽減する選択へ!
税務署窓口で申告書等の備え付けがなくなると、
- ウェブやコンビニで書面の用紙を入手して書面で申告
- ウェブアプリ「確定申告書等作成コーナー」で電子申告
と対応は分かれます。
どちらにせよ申告期限内なら納税者の負担は変わらない
とは言えません。
電子申告であれば、
- 銀行口座データなどの利用ともつながり、
- 青色申告特別控額が65万円となり、
- 時間とお金の負担が軽減できる
と書面での申告に比べて有利になります。
確定申告は事業経営を続ける個人事業主であれば避けられません。
有利になる選択を見逃さないことがおすすめです。
蛇足
アイキャッチ画像は税理士会支部と税務署の打ち合わせ会場となった
こまつ北電ホール「ウレシャス」(石川県小松市)で撮影しました。
ウレシャスは「小松弁「うれっしゃ(嬉しい)」+「precious(愛おしい)」を
組み合わせた造語だそうです。
小松市は歌舞伎「勧進帳」で知られる「安宅の関」がありました。
ウレシャスのホール名も「義経」・「弁慶」・「富樫」だったりします。

アイキャッチ画像は義経と弁慶ですが、同じ壁面に富樫もしっかり描かれていました。

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