時間を買う?、それとも時間をずらす?
特定の期間に限定せずに効率化する!
ビジネス書の定番ネタに「時間管理」があります。
パソコンやスマホなどのハード、AIなどのソフトは発展しても、
使う当事者の悩みはあまり変化がありません(笑)。
決定的な正解がないだけに考え続ける理由があります。

柚津みつのくずきり
時間をずらす ずれた生活になった!?
2025年(令和7年)8月のお盆休みが9連休だった方も多いようでした。
(8月9日(土)から17日(日)での9連休)
その反動で、お盆明け18日(月)の出勤が億劫になった
というのは仕方ないかもしれません。
私は税理士業を営んでおり、カレンダー通りに過ごしていました。
といっても、このブログの投稿を土日祝も続けていたり、
営業や研修もありで普段と変わらない生活でした。
一見すると、お盆らしさがありません。
勤務されている方からみるとずれた生活かもしれません。
それでも、お盆らしい親戚とのお付き合いや墓参りもあり、
世間並みのお盆の様相もありました。
時間管理として「時間のズレ」を利用できるようにしています。
時間をずらす 特定の時期に限定しない!
「時間をずらす」といった発想は難しくありません。
毎年お盆の帰省ラッシュがありますが、
- 帰省時期をずらす
- Uターンの時間帯をずらす
といった選択肢もあります。
私の従事している税理士業であれば、
- 連絡はメールを中心に逐次の応答はしない
- 移動時間と出勤・北区ラッシュ時間をずらす
といった進め方を普段から選択しています。
特定の時期、お盆や年末年始だけに限定しないことで、
時間のズレに違和感を持たれないようにしています。
「時間をずらす」という発想は厄介とは言えませんが、
特定の時期だけに実施しようとすると段取りに手間取ります。
時間をずらす 効率化・改善の切り口に!
時間の有効活用では、「時間を買う」ことも魅力的です。
具体的には外注や依頼、雇用、設備投資が選択肢です。
言い換えると、「時間を買う」場合にはコストがともないます。
「買う」という表現は伊達ではありません(笑)。
「時間をずらす」と「時間を買う」のどちらが優れているか?
という発想ではなく、使い分けが大切になります。
「時間をずらす」には売上の増加や規模の拡大は期待できませんが、
- コストをかけずに
- 時間の損失(ロス)を抑えて、
- 業務の効率化を進める
といったことが期待できます。
バックオフィス業務でのペーパーレス・オンライン化と
つながりやすい面があります。
「時間をずらす」ことで業務の効率化・改善につなげる
切り口にすることがおすすめです。
蛇足
アイキャッチ画像は「くずきりそうめん(浦田甘陽堂 金沢市)」です。
2025年(令和7年)からは定番の「白みつ」・「黒みつ」に
「柚津みつ」も加わりました。
香りも食感にも清涼感がありました。
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