閑散期にボトルネックの洗出しと解消へ!
年末調整の敵は一つだけか?

2025年(令和7年)8月は酷暑続きです。

私の住んでいる石川県でもついに40℃超えとなりました。
 (2025年8月4日(月)小松市 最高気温40.3℃)

クールダウンしつつ、これからの改善を検討中です。

初対面のミャクミャク

閑散期に改善 真夏に年末調整!?

法人の6月決算・8月申告があるとはいえ、、8月が税理士業で閑散期
という点はホッとします。

8月の酷暑続きは室内業務の多い仕事であっても体調を損ないます。

8月はお盆休みもあり、仕事の日程調整にも制約があります。

一方で、閑散期だからエアコンの前でダラダラ時間を潰す(笑)
というわけにもいきません。

秋以降、初冬の「年末調整」がもやもやと気がかりとなります。

閑散期に改善 ボトルネックを洗い出す!

「年末調整」は税務会計処理でボトルネックになる対象です

年末調整は給与所得者を対象にした毎月の源泉徴収の精算です。

年末調整はカンタンな処理と誤解されていますが、

  • 度重なる所得税制ぢの変更
  • 対象者が一時期に集中
  • 事業者との協働が不可欠

とスムーズな展開を安直に期待できません。

「年末」になってから対策していては、年末調整だけでなく、
新年1月の法定調書の提出など他の業務も圧迫します。

2月以降は個人の所得税・消費税・贈与税の確定申告もあり、
さらに業務が逼迫します。

年末調整の時期やボリュームは変更できないものの、
処理が遅れる原因の洗出しは早めの対応が安全策です。

閑散期に改善 対象は一つに絞れるのか?

税務会計処理のボトルネックになりがちな年末調整には、

  • 従業員・スタッフへの早期の周知
  • 資料提出の期限厳守
  • ツールの導入

といった対策が定石です。

2025年(令和7年)の年末調整は制度変更の都合上、
周知を早期かつ繰り返す必要がありそうです。
 (AI任せで折り合う点を探していく!)

ボトルネックの原因が一つとは限りません

間接的にボトルネックの原因になる問題もあります。

たとえば、毎月の平時の会計処理。

月次決算が滞りがちな状態を放置したままでは、
税務会計処理が全体的に遅れてしまいます。

閑散期は繁忙期や申告期限とは異なる時間の使い方ができます。

ボトルネックの解消は一足飛びにはいかないこともあるので、
早めと思わずに取り組むことがおすすめとなります。

関連する処理を含めてのボトルネックの洗出しや解消には
時間もクールダウンも必要です

 

蛇足
アイキャッチ画像は大阪万博にちなんだチョコクランチです。
キャラクターの好みはともかく、お菓子は美味しくいただきました。
暑さも人出も苦手なので万博の記憶はお菓子で済みそうです。

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