AIやアプリの機能を使い切らないから効率化!?
本末転倒を回避する!
生成AIなどのウェブサービスや各種のアプリを利用すると、
効率的なインプットが期待できます。
反面、インプットの準備が自己目的化してしまうと
本末転倒になります。
AIが気軽に利用できるようになったからこそ
どこで折り合うか?という見直しがおすすめです。

ポジティブ!
本末転倒回避 Kahoot!は大人でも楽しい
アイキャッチ画像は教育用ゲームアプリ「Kahoot!(カフート)」
で質問に誤答したときの画面です。
毎年小中学校の「租税教室」に税理士として参加しています。
租税教室のための研修会があり、Kahoot!が紹介されました。
ウェブ上で4択や○×クイズが作成できるだけでなく、
参加者間での順位も出せるなどの機能があります。
アクテイブラーニングやタブレット利用に慣れた児童・生徒に
相性の良いツールのようです。
研修会でも大の大人が黙々とスマホを利用して回答していたので(笑)、
教育効果は期待できそうです。
本末転倒回避 インプットは続く
税理士は資格取得までにも知識のインプットが要求されますが、
登録後も延々とインプットが必要です(笑)。
幸い試験はないものの(笑)、漫然としていると置き去りになります。
インプットは実務と並行して進めることが一般的です。
法律や資料の読み込みと実務での当てはめとなります。
シンプルですが、継続は力なりです。
他方、魅力的なウェブサービスやAIを利用したくもなります。
たとえば、ChatGPTに問題を作成させることができます。
参照データとして「税大講本(国税庁)」の消費税編を利用しました。
ChatGPTが作成した問題をKahoot!に取り込んでいけば
魅力的なコンテンツが作成できそうです。
本末転倒回避 残念でも前進!
ChatGPTによる問題の作成、Kahoot!によるゲーム形式への投入は
それぞれに魅力があります。
他方、私は個人の利用ではオリジナルのコンテンツ作成はしていません。
インプットは大切ですが、コンテンツ作成に時間を割きたくないからです。
コンテンツを提供する側ではなく、利用するだけと割り切ると、
体裁は二の次でもやり過ごせます。
上記のChatGPTによる問題作成では、PowerPoint形式でも出力できます。
ファイルをダウンロードして利用してみると以下の内容でした。
ザックリしてます(笑)。
丁寧な指示(プロンプト)を提示すれば結果は変わるかもしれません。
とはいえ、当初の目的であるインプットの効率化であれば
これでも利用できます。
AIやアプリの機能には魅力と同時に利用が自己目的化する
といった残念な面もあります。
本来の目的に沿った折り合いをつけた利用が効率的です。
AIもアプリも実際に試しながら利用してみることがおすすめです。
蛇足
私が自分のためにKahoot!を使う可能性は乏しいのですが、
コンテンツ作成者になれる点には魅力を感じます。
クイズへの応答は口頭でクドクド伝達や確認されるよりも
角が立たない印象があります。
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