税理士事務所勤務のメリットとは?
メリットやデメリットを判別する基準がはっきりしていますか?
といったそもそも論は面倒でも避けないことがおすすめです。
税理士事務所 残念な職場環境?
理想とは裏腹に残念な職場があります。
- 休みがない
- 早朝や深夜の不定期な仕事がある
- 福利厚生が貧弱
- 将来性が疑問視されている
上記の職場環境は、かつての私の実家(酪農業界)のことです。
そもそも厳密な「休日」といった概念が存在しませんでした(笑)。
「田園牧歌的」という表現はありますが、空想の産物です(笑)。
やる気や理想を挫(くじ)くわけではないのですが、
上記の職場環境も現実の一面です。
転職やキャリアアップではいくら情報収集をしても
自分にとって欠かせない情報が得られるわけではありません。
税理士になることや税理士事務所への転職も同様です。
税理士事務所 合格したのに登録しない?
税理士試験に合格したにもかかわらず、
- 税理士に登録しない
- 税務会計業界以外で働く
といった方にお会いしたことがあります。
私が合格する前だったので、不思議な印象でした。
人によって差はありますが、試験合格までは数年を要します。
働きながら資格を取得する場合、仕事と生活だけでなく
資格取得の勉強の負担も加わります。
合格しながらも、あえて登録していない方に理由を尋ねると、
曖昧にことばを濁された記憶があります。
当事者本人にとって登録しないだけの理由があった
ということになります。
言い換えると、合格したのに登録をあえてスルーした理由は
共有や表面化されにくい情報です。
税理士(事務所)の理想と現実のギャップでは、
- 就業環境
- 給与水準
といった表面化しやすい、情報が得られやすい面だけでなく、
- 税務会計以外の業務(給与計算・融資etc)
- 顧客対応
- 事務所経営
- 税理士会対応
といった当事者次第で受けとめ方の異なる面のギャップもあります。
税理士事務所 ギャップを埋めるのは…?
当事者だけにしかわからない理想と現実のギャップがあります。
とはいえ、だからといってギャップとの折り合いのつけ方を先送りする
ことはおすすめできません。
税理士登録に必要な就業期間は税理士事務所に限定されていません。
屈折した考え方や前時代的な考え方を引きずるぐらいなら、
税理士事務所勤務経験が無い方がマシという見方もあります。
反面、理想と現実のギャップを埋めるのは当事者の判断のみです。
税理士事務所に勤務しているからこそわかる・実感できる
理想と現実のギャップの埋め方も考えられます。
蛇足
酪農業界は休日が無いというと想像がつかないかもしれません。
就業から引退まで休み無しで働ける超人ばかりの業界でもないので、
「酪農ヘルパー」といった業務代行を専門にされているプロが存在します。
使用してる機械や作業スタイルも異なる酪農家ごとに対応されています。
休日が無い業界だからこそ必要とされるプロです。
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