タダで時間を稼ぐ方法
私なら飛びつきそうなタイトル(笑)。
落ち着く光景です。黄昏ているわけにもいきませんが。
タダで時間を稼ぐ 時短と裏腹な現実
「時短」ということばには、基本的にプラスの印象があります。
(コロナ禍の「時短営業」は例外)
手を抜くでもなく、やりすごすでもなく、
必要な要件を満たしつつ、通常よりも時間をかけないことに魅了されます。
時短を肯定的にみるのは、
・時間が有限
・やるべきことに優先順位がある
・現状より向上させていきたい
という考え方が背景にあります。
時短に魅力を感じるのは、現実と相反しているという皮肉もあります。
言い換えると、現実はグズグズとしている時間が続いたりします。
タダで時間を稼ぐ 判断基準をすっきりさせる
勤務時代に嫌だなーと感じていた時間があります。
逡巡(しゅんじゅん)している時間です。
噛み砕いていていえば、グズグズしている時間です。
仕事上、判断の基準は複数ありえます。
・お客様
・上司
・自分
常に全員の判断基準が一致しているなら、判断に時間はかかりません。
とっとと処理を進める・止めることになります。
グズグズしてしまうのは、判断が分かれたときです。
自分とお客様との判断が分かれるケースはあります。
しかし、このとき上司が自分と同意見なら不安は少なくなります。
グズついてしまうのは、お客様・自分と上司が不一致の場合。
自分がお客様と上司の板挟みとなり、調整が必要です。
また、不満が残るのは、お客様・上司と自分が不一致の場合。
納得のいかない処理を進めることになります。
板挟みや不満を抱えた状態での仕事は、時間の浪費につながります。
ちょっと抽象的に表現してみました。
会計事務所のよくある例では、
・手書き
・勘定科目印
・振替伝票
などの利用の継続があるかもしれませんし、
・ハンコレス
・ペーパーレス
・リモート会議やミーティング
も現在取り上げられるテーマです。
一つ一つの課題は些細なことかもしれません。
とはいえ、塵も積もれば山となるは真理です。
時間のロスも不満の高まりも、放っておいては解消しません。
判断の基準をはっきりさせて、
グズつきを予防しておく、
が時短につながります。
タダで時間を稼ぐ 判断基準を変える、提案とサポート
判断の基準を一致させる。
平仄(ひょうそく)を合わせる・意識合わせも同様です。
留意したいのは、
判断基準の変更がある、ということです。
自動的に、自然にという変更は期待できません。
(無根拠に期待するとかえって徒労感が増します)
私は判断基準を変えるときは、提案とサポートが必要と考えています。
根拠の無い提案では説得力がありません。
サポートの無い提案では無責任です。
タダで時間を稼ぐ方法はあります。
判断の基準を変えることは、その一つです。
提案やサポートをできる見方をつける選択肢があります。
蛇足
独立すると上司がいなくなります。
独立も時短の一種です(笑)。
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