筋肉もスキルも仕事もモノになるまでは時間がかかる

暇ってないもんです。

時間がかかる 減らすのは意外に楽

ダイエットが、それほど厄介ではないことは以前に紹介しました。
(ダイエットを維持する方法)
自分の期待するイメージや目標がはっきりしていると、食事や生活でも減らしたり止めたりすることは、それほど苦になりません。
過剰な減量や、極端な食事の変更、不可能な運動といった方法の選択を見直すと、ダイエットは維持も可能です。

お金の使い方もダイエットと同じような問題を抱えています。
無駄な支出を見直したり削減することは、生活でも事業活動でも必要なことが明白です。
まず、正確な支出項目や金額を把握しておけば、冷静な判断につながります。

ダイエットも費用の見直しも、期待しているイメージへの修正をしていく点では共通しています。
既存路線の見直しから減らしていくことは、着手もしやすく、成果も得やすいといえます。
費用の見直しや削減は、決断という行動と成果の時間差もごくわずかというケースがよくあります。

時間がかかる 筋肉、スキル、仕事は簡単に増えない

減らすや削減するに対して、目標とする成果を能動的に追加することには時間がかかります。

たとえば、筋肉。
地道な筋トレや適切な栄養補給を行っていても、目に見える成果が得られるまでは数か月を要します。

スキルアップ
キーボードや電卓のタッチタイピングをなんとかできるまでならば、数日で達成可能かもしれません。
日商簿記3級ならば、1ヶ月かかるかもしれません。
税理士資格となると、数年はかかります。

そして仕事
新規の業務内容を処理することも、これまでに経験の無いお客様の要求に応えるのも、いつの間にかできるものではありません。
自ら提案できる業務を増やすには、お金も試行錯誤も時間も必要です。

新たな成果につなげる行動は、能動的というプラスの印象です。
その一方で、行動と成果の間の時間間隔が大きく、成果につながるまでは不安になります。
また、行動から成果への目に見える結果が乏しいので、しりすぼみになりがちです。

時間がかかる 行動を外側から確認しておく

新たな行動で何らかの成果を得ようというときには、行動(過程)をチェックできるようにしておきます。

私は以下の点で行動を確認するようにしています。
・ルーティン化
・お金
・時間(期限・締め切り)

ルーティン化
たとえば、筋トレならば、あらかじめ決めた日にメニュー(内容や回数)を行う。

お金
毎月の支出の内、「研修費」や「図書費(仕事・プライベート別)」を確認する。
金額を使えば成果がでるわけではないが、インプット不足では先細りする。

時間(期限・締め切り)
私が最も試行錯誤、というより失敗している課題(笑)。
ただし、新規の行動はカレンダーや時計とセットでとらえるようにしている。
時間の失敗は、印象やエピソードには残りますが、放っておくと見える化できません。
私は、カレンダーの「×」で把握しています・・・

新規の行動→成果には、時間がかかります。
その一方で、費やした時間や過去の判断は曖昧になりがちです。
行動を外側から確認できる仕組みが、成果につながります。

 

蛇足
失敗よりも、いつ打ち切るかも厄介なテーマです。

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