税理士業に時候の挨拶は不要!?
テキストコミュニケーションの優先順とは?
テキストコミュニケーションでは文章の書き出しが
壁と感じられるかもしれません。
AIだと卒なく準備しくれますが(笑)。
とはいえ、税理士業でのやりとりを振り返ってみると、
時候の挨拶を書いたことがなかったりします。

季節感より味を優先
時候の挨拶 丁寧な文体の正体とは?
税理士業は会計・税金の処理をサービスするとはいっても、
書類やデータのやりとりだけではすみません。
お客様・相談者、その他業務に関連したコミュニケーションが
何らかのかたちであります。
私は対面以外では、メールでのやりとりを中心においています。
テキストコミュニケーションにもスキルは必要です。
わかりやすく、簡潔に、誤解のない文章を心掛けています。
いわゆる「時候の挨拶」といった冒頭の文章はなく、
ストレートに本題に入るようにしています。
時候の挨拶や丁寧で婉曲な表現を冒頭にとる文章は、
「辞退」や「拒否」の場合だったりします(笑)。
時候の挨拶 季節感はストレートに!?
「時候の挨拶」抜きの文章構成となる背景には、
税理士業の特徴も関連しています。
その現れの一つに「期限」があります。
税務申告や届出には期限がつきものです。
残念ながら、期限の重要性や切迫感が必ずしもなかったり、
共有されていないことがあります。
たとえば、年末調整。
資料やデータの回収の遅れが後工程を逼迫します。
税理士業でのやりとり事態が季節的という面もあります。
年末調整、翌年早々からの各種調書や償却資産申告、
確定申告、さらに法人の3月決算と続きます。
あえてクリスマスカードや年賀状でやりとりする機会が
入り込むどころではありません。
必要不可欠なやりとりだけでも十分なはずです。
時候の挨拶 文体以外の配慮を優先!
仕事上、メールには時候の挨拶がなく、年賀状も出していません。
他方、メールの内容のわかりやすさとタイムリーである
といった点には配慮しています。
問い合わせやフォローのメールを確実にお送りすること、
早めの対応をお願いすることを先んじてお伝えしています。
簡潔でストレートな内容なので、AIに作成依頼するまでもありません(笑)。
私への返信もシンプルで何の問題もありません。
蛇足
アイキャッチ画像は「ようかんパン(さわや食品 富山県射水市)」です。
ネーミングから羊羹をカステラで挟んだ「シベリア」を連想しましたが、
クリームをあんでコーティングしたパンでした。
見た目よりあっさりした食感でおいしくいただきました。
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