専門用語とショートカット 専門用語を使う効果とは
何を期待しているか?
専門用語とショートカット モーニングルーティン
2020年(令和2年)頃から「モーニングルーティン」ということばをよく見かけます。
コロナ禍でおうち時間が増えたためか、
日常生活を充実させる傾向から関心が集まるのかもしれません。
私のモーニングルーティンでは、パソコンで
・家計簿記帳(エクセル)
・Evernote(エバーノート)整理
・メール確認
・Feedlyでブログ更新確認
を一巡しています。
どの行為もそれほど時間がかかるわけではありません。
パターン化している処理はよりシンプルにしたいものです。
・エクスプローラーの起動
・日本語入力への切替
・ファイル選択
・ブラウザの起動と終了
マウス操作でも可能です。
しかし、操作が重なり、他の操作や処理が負担になると、
冗長な処理(マウス操作)は疎ましくなります。
かつての便利さが足枷にもなります。
専門用語とショートカット おつきあいの頻度
専門家と非専門家の差では、専門用語がとりあげられます。
よく取り上げられるのは、
専門用語を使いすぎないようにしましょう、
という専門家への警鐘です。
専門用語を使うことで、非専門家を混乱・不安にしては本末転倒です。
税務会計でのイベントである確定申告期には、専門用語が飛び交います。
・所得
・控除
・源泉徴収票
・生計を一にする etc
税金が法律で決められているので、カチッとしたことばが必要です。
(「租税法律主義」という厳めしい専門用語があります)
とはいえ、非専門家でたまにしか税務会計と接点を感じない方には、
・所得 → 税金計算上の利益
・控除 → 差し引く、マイナスする
・源泉徴収票 → 会社から受け取る給料の精算書
・生計を一にする → ウチの財布が一緒
と表現すれば抵抗は小さくなります。
専門用語とのおつきあいの頻度が少ないならば、
あっさり・簡潔・直感的、で済ませることが有効です。
専門用語とショートカット スピードと正確さで成長へ
日常的なことばで専門的な処理は可能です。
マウスやアイコンを手掛かりにパソコンを操作するようなものです。
専門的な処理に携わったばかりや、たまにしか関わらないケースでは、
専門用語の言い換えは不安やストレスを下げてくれます。
その一方で、処理が重なり、より高度な判断が増える場合もあります。
冗長な時間が煩わしくなります。
フワッとしたことばが思考の負担になります。
ストレスを下げる手段としてのショートカット、専門用語が有効になります。
専門用語を使うことで、思考や判断のスピードと正確性があげる可能性もあります。
そうした成果は、一足飛びには実現しません。
成長につながる専門家のサポートが有効です。
蛇足
モーニングルーティンというと、
・世間に公表できる
・自己啓発的な行為
・自律
といった前提があるようです。
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