出産入院の消費税を30年間違えていた!? 消費税の対象とは? 

カチッとしてそうなところでのミスは目立ちますね。

消費税の対象 30年間誤徴収!?

消費税は大人から子供まで身近な税金です。

1989年4月に3%からスタートして、2021年現在では10%…

これからも税率は上がるんだろうなー、と想像しています。

消費税には、

  • モノやサービス全般に
  • 機械的に

税率を適用するイメージがあります。

言い換えると、所得税や法人税のように適用の違いがない
といった印象です。

ミスの少なそうな税目と言えるかもしれません。

とはいえ、トラブルレスとはなりません。

国立病院機構が平成3年(!)の消費税改正を適用せず、
誤って消費税の徴収を続けてしまったトラブルがありました。

誤徴収が発生した病院は以下の通りです。

発表や報道から伝えられている誤徴収の金額は一人数十円から数千円のようです。

消費税の対象 消費税の課税の対象

上記のトラブルは「非課税」とする処理を誤って課税したことでした。

消費税の課税の対象は以下の通りです。

  • 国内
  • 事業者のビジネス
  • 対価性
  • 資産の譲渡

良くも悪くも身近な消費税が急に難しくなった印象です(笑)。

上記の要件を満たしていない取引は消費税のかからない「不課税」
と表現できます。

たとえば、以下は消費税が不課税です。

  • 国外での取引
  • 個人がメルカリで売却、給与
  • 香典、寄附
  • 保険金での収入

今回の件で問題になった対象は「非課税」となる取引です。

消費税の課税対象ではあっても、法律上消費税を課税しない
という取引です。

不課税とは異なり、非課税の対象は個別具体的に決められています。

消費税の非課税取引としては以下の分野などがあげられます。

  • 土地取引
  • 有価証券取引
  • 医療介護
  • 行政手続き

厄介なのは上記の分野の取引であっても全てが非課税取引と
言い切れない点です。

消費税の対象 レシートのご確認を!

消費税の負担は重いと感じていても、仕方ないなーと
スルーしがちです。

請求されるまま支払っているはずです。

しかし、レシートは確認した方が良さそうです。

以下は松戸市立総合医療センターでの誤徴収が明らかになった
きっかけです。

「病院 消費税」とそろうと、たぶん請求も正しいだろうなと
思いがちです。

それでもレシートや請求書の確認がおすすめです。

同じことは不動産取引などにも当てはまります。

 

蛇足
税理士の定型サービス「月次決算」では経理処理の一環で
消費税の課税区分は必ずチェックします。
出産入院費用の消費税での徴収トラブルでは、
舞台裏のチェック体制が気になるところです。

蛇足2
所得税の医療費控除は消費税込みで集計です。

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