税理士には試験以外に何が課題か?

先に言ってくれ!、という内容です。

試験以外の課題 いろいろあるんだろーなー

税理士になるためには、試験合格や大学院の学位や税務署での勤務経験が必要です。

試験であれ、学位であれ、勤務経験であれ1年や2年で片付きません。

長丁場の上に転職をせざるを得ない状況だと、さらに長引きます。

ようやく有資格者となると、次に取り組むイベントは登録です。

書類集めや事務所の設立など、ほぼ一度限りのイベントなどで戸惑うことばかりです。
(税理士登録での留意事項)

とはいえ、そうした課題はなんだか楽しそうな未来への第一歩の感もあります。

不安な課題は、試験でも登録でもなく、税理士としての活動での課題です。

課題?

いろいろあるんだろーなー、と思われるかもしれません。

その通りです(笑)。

試験以外の課題 何が課題か?、私の場合

税理士試験はしんどいのですが、会計と税法以外は何も問われません。

税理士登録は面倒ですが、必要な書類を提出できればOKです。

試験も登録も課題は、国税庁や税理士会が設定してくれています。

試験や登録以外の課題は、自分で設定したものだけです。

私が昨年(2019年/令和元年)11月に想定していた課題は、以下の通りです。
・相続税
・所得税
・クラウド会計
・給与計算や社会保険
・エクセル
・RPA
・プログラミング
・融資
・ウェブサイト作成
・メディア(ブログ) etc

コロナ禍以後は、オンライン業務や動画作成も課題に加わりました。

さらに日々のトラブルや試行錯誤があります。

上記の課題も税理士全体に当てはまるものではありません。

私の場合では、独立・ひとり・地方都市・40代・男といった要素も課題の背景にあります。

試験以外の課題 専門分野も専門外も、どこまでも

必要と感じた課題ですが、取り組んでみると変更・削除・追加が生じます。

まず変更。
当初の予定や期待の水準が曖昧でハードルが高いケースです。

税理士としての専門性さえややこしいのに、専門外のことまでハードルを上げていてはくじけます。

ハードルを下げる、一旦スルー、保留します。

課題の削除や追加も生じます。

よくあるケースは、お客様の事情により課題も変わることです。

2020年(令和2年)のコロナ禍では、世の中の動きで課題が加わりました。

ビデオ会議やペーパーレス化や脱ハンコも急激に課題として浮上しました。

税法の改正といった専門分野での課題もあります。

専門分野も専門外も、いつでも・どこまでも課題は続きます。

 

蛇足
ほどほどに課題があるのは良い刺激です。
とはいえ、一挙に課題が重ならないことを祈っています(笑)。

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