国税庁や税務署をかたる詐欺の対策とは?
通常の税金もイレギュラー対応も!
反射的に対応することで安全を確保できることもあれば、
かえってトラブルに陥ることもあります。
国税庁や税務署とのつきあい方や距離感が悪用されると
困った事態となります。
税金の専門知識より大切なことがあります。
税金の詐欺 反射が弱点
うっかり熱いやかんに触れて手を引っ込めるといった反射は
身を守る上で欠かせません。
あれこれ考えるよりも、即座に反応することでダメージを減らす
といった身体機能は不可欠です。
一方で、そうした反射的な対応につけこまれる・悪用されると
かえってダメージとなります。
「特殊詐欺」、いわゆる振り込め詐欺がそうした例です。
心理的に動揺させ、判断力が低下した状態にさせた状態で
詐欺被害に遭う事件が続いています。
タチの悪い点として、「国税庁」や「税務署」をかたっている
というケースもあります。
一般の納税者にとって反射的に思考力が低下する対象者
という弱点を悪用していると言えます。
税金の詐欺 特殊詐欺の枯れ尾花
国税庁も税務署も「税金」を取り扱っている役所です。
「税金」と役所の組み合わせからは、
- 納税
- 義務
- 違反
- マルサ
- 脱税
- 罰金
と恐い役所やマイナスイメージが連想されがちです。
「督促」や「滞納」と書かれた書類の差出人が国税庁だったりすると、
動揺してしまうかもしれません。
詐欺を無視できる税金リテラシーが必要です。
専門的な知識が必要なわけではありません。
確認事項は複雑ではありません。
- 何の税目か?
- 対象とされている税目の申告に心当たりがあるか?
- 源泉徴収や年末調整で完了しているなら無視
- 納税の記録があるか?
- 通帳や納付書の控を確認
- 還付の予定があったか?
- 通帳や申告書を確認
無関係と判明すれば、応対する必要はありません。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」は税金の特殊詐欺にも当てはまります。
不安になった場合には下記の対応をとります。
- 依頼している税理士に連絡
- 書類以外で連絡先を確認して問い合わせる
詐欺集団の指定している連絡先に問い合わせては元も子もありません。
警察や税務署に直接連絡して確認をとります。
国税庁のサイトも参考になります。
(「国税庁 詐欺」で検索)
税金の詐欺 イレギュラーにもご注意!
2024年(令和6年)は「定額減税」や「調整給付金」、「能登半島地震」と
税金でのイレギュラーな対応があります。
定額減税や給付金では下記のアナウンスが出されています。
令和6年能登半島地震では納税の期日が例年と異なっています。
イレギュラーな対応となりますが、正確な一次情報に当たっておけば、
トラブルは防げます。
(デジタルだから情報はとりにいく!)
「税金」と「国税庁」・「税務署」の組み合わせでの問い合わせでは、
反射的に動揺するかもしれません。
即座に応答するのではなく、裏付けの確認が最優先です。
税金関連の詐欺は専門的な知識よりも当事者による確認で防げます。
蛇足
アイキャッチ画像は水ようかんです。
一般的には夏の水菓子の印象の水ようかんですが、
石川県能登地方や福井県では冬の風物詩だったりします。
季節を問わず美味しくいただきますが(笑)。
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