副業を非正規化させない 決算のすすめ

非正規歴の長さでは自信があります(笑)。

副業を非正規化させない 非正規化する理由  

表現をするときに気を遣うのは、ことば遣いです。
悪意は論外ですが、無意識でも避けたいことばがあります。

たとえば、「非正規」。
単なる区別というよりは、差異を固定化する圧力を感じます。

禁止用語の取り締まりや言葉狩りをしたいわけではありません。
無自覚なことば遣いで、残念な暗黙の了解を多くしたくないわけです。

副業ということばも注意が必要です。

影で・コソコソ・バレるバレないといった後ろめたさをともなう印象があります。

便宜上副業ということばで表現しても、後暗さと無縁なはずです。

お金の不安でも気持ちの切り替えでも、副業の決算はきっかけになります。
決算は、副業の成果をはっきりさせるおすすめともいえます。

副業を非正規化させない 決算のすすめ

個人で決算といえば、確定申告です。

フリーランスや個人事業主の方では、所得は事業所得に分類されます。

処理の手順は、決算→税務申告です。
ビジネス上の損益を確定させてから、個人所得税を計算します。
とにもかくにもビジネスの損益を明らかにすることが不可欠です。

副業でのビジネスを雑所得とします。
現行では、事業所得のような帳簿は求められていません。
雑所得では、損益計算書も不要です。
確定申告書の記載内容もシンプルです。

税務申告の処理は重くない印象です。

しかし、こういった現状は裏を返すと、

副業は所詮非正規のビジネスに過ぎない、という見方にも通じます。

ビジネスの規模ではなく、将来性を見出せない見方ともいえます。

副業をどのように続けるかは、ビジネスをされる方次第です。

とはいえ、将来の可能性を見出す方が魅力的です。

副業を非正規化させない  ビジネスの事業所得と法人化

副業であっても決算するメリットがあります。

まず、副業の実態がわかります(笑)。
(うち、もうかってるの?)
数字で客観的に業績をみることで、曖昧さが無くなるわけです。

次に、今後のビジネスの動向を見出しやすくなります。
・副業のままで継続
・撤退
・メインの事業所得としてビジネスを展開
・個人事業主ではなく、法人としてビジネスを拡大

副業での経験は、将来の活動にプラスの可能性があります。

ただし、業績をはっきりさせる決算といった通過点が欠かせません。

売上や経費の資料を収集→集計→売上-経費、がシンプルな損益の決算です。 

 

蛇足
副業をテストモードとみると、魅力が増します。
(独立開業 本番モードとテストモード)

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