金銭感覚が働かないと不安になります 料金と要望のバランスで解消!
ぼんやりした不安は視点をちょっと変えると
不安の正体がわかります。
さわし柿
金銭感覚 大人でもピンとこない葬式代
2021年(令和3年)11月、コロナ禍は沈静化しています。
石川県での感染者はゼロ人という日もみられます。
先日、実家の町内会で清掃活動と慰労会がありました。
集まった方の一人(90歳)が先月奥様を亡くされ、
葬儀のことも話題になりました。
その方がざっくばらんな性格でもあり、
葬儀費用や香典の金額を明らかにされました。
集まっていたメンバーの年齢構成は以下の通りです。
- 90代 1人
- 60代 3人
- 50代 1人
- 40代 3人
世間一般では充分大人という面子です。
(44歳の私が最年少(笑))
それでも、葬儀費用や香典の金額を当事者から聞くと
新鮮な印象がありました。
金銭感覚 お金の不安と知識
お金の不安の原因を分けてみると、
- 支払うお金が手元に無い
- 収入が予想に反して少ない
- 突発的な出費があった
- 誰かが横領している
- いくらかかるかわからない
といったことがあげられます。
冒頭であげた葬式関連のお金の話題が新鮮に感じられたのは、
葬式とお金の関わりでの金銭感覚が働かなかったからです。
知識や経験、情報が積み重なったり更新されていけば
そうした不安や驚きは解消されます。
スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど普段利用しているお店では
お金がいくらかかるかといった不安を感じません。
また、ネット通販での買い物でも値段が明示されているので
支障を感じることがありません。
見方を変えると、いくらかかるかわからないというお金の不安は、
- 非日常的な支出
- 値段や料金が明示されていない
- 比較できる情報を知らない
- 出費対象とこれまで接点がなかった
といった問題と向きあうことでもあります。
金銭感覚 要望を整理してみる
税理士のサービスも料金がピンとこない対象かもしれません。
税理士や会計事務所ごとにサービスや料金体系が異なるので、
- 料金
- サービス対象
といった情報収集が欠かせません。
幸い現在ではホームページなどのサイトを確認すれば、
不安を減らすことができます。
そうした情報収集の際には、依頼するときの要望を整理すること
もおすすめです。
一切合財年一でよろしく!、はスカッとした依頼かもしれません。
ただし、依頼の内容と請求料金、成果のバランスがギクシャク
といった可能性もあります(笑)。
蛇足
石川県では金沢やその周辺地域で家族葬に対応した
コンパクトな葬祭会館が増えています。
お寺や大型の葬祭会館の利用という選択肢もあるので、
情報収集の対象が広がっています。
蛇足2
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