スキャナアプリの使い分け
Adobe Scan?、vFlat?
使い分けは面倒?、便利?
どちらのアイコンも大人しい
スキャナアプリ データの限界をカバーするアプリ
税務会計の仕事は広くみれば事務処理。
処理の対象はテキスト(文字)と数字が中心です。
パソコンでの入力や編集と相性が良いデータの処理ともいえます。
さらに近年はインターネット・インターネットバンキング・クラウド会計と
データを取り込んで、編集できる環境も整っています。
仕事の前提として、人手が関わるほどミスが増えます。
たとえば、銀行口座の取引を人手を介して会計ソフトに入力すると、
紙の通帳(やコピー)→目視で確認→キーボードから入力→入力後確認、となります。
目視での確認も入力もミスの要因です。
クラウド会計を利用していれば、データ→口座データ取得で完了して、
人為的なミスは起こりません。
(ほったらかしというわけにもいきませんが(笑))
とはいえ、全ての資料がデータで充足とはいかないのが現状です。
それでも、ペーパーレス化を目指してスキャナー、
とくにスマホでのスキャナアプリを利用します。
スキャナアプリ まずAdobe Scan
私がスマホのスキャナアプリ「Adobe Scan」を利用していることは、
以前ご紹介しました。
(スキャナを買わなかった理由 Adobe Scanで解決)
コストパフォーマンスや利便性を考慮しての判断でした。
現在もAdobe Scanは頻繁に利用しています。
Adobe Scanはスマホをスキャナー化してくれるとともに、
PDF 化もできるので重宝します。
雑誌や新聞記事のスキャン(切り抜き)でもカチッとしたPDFファイルとして
後々の参照にも使えます。
下図のように青いラインで記録したい範囲を指定できます。
Adobe Scanの若干残念なところは、上記の左下隅の指のように
記録したい情報と関連しない映像も入り込むことです。
スキャナアプリ vFlatでストレス減
データの保存では、後で利用するときに過不足がないようにしたいものです。
Adobe Scanだけでは余分なデータの排除ができません。
そうしたときには「vFlat(ヴィーフラット)」を利用します。
Adobe Scanと同じく無料アプリです。
利用方法はAdobe Scanと同じくスマホからアプリを起動して、
スキャン対象を読み取ります。
vFlatの便利な機能は、読み取り対象以外を排除してくれることです。
対象を読み込み後、「テキスト認識を実行する」を選択すると、
左下隅の指の映像を排除してくれます。
vFlatは資料を見開きで支えつつスキャンするときに有効です。
外出先で急遽資料をスキャンすることになったときでも、
使い分けできるアプリがあると、ストレスが減ります。
蛇足
スキャナアプリの利用=スマホ+クラウドストレージ、です。
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