同業他社って何だ?

強敵・ライバル・友、だけじゃありません。

同業他社って何だ 十把一絡げにしがち

増えるときは増えるもんだな―と思うことがあります。

4~5年前のコンビニ、2020年(令和2年)現在ではドラックストアの増加がそうした例です。

石川県では、クスリのアオキ(石川県白山市)を中心に、ウェルシア・キリン堂・Vドラック・ゲンキ―、さらに昨年から出店攻勢が著しいスギ薬局と競争が激化しています。
私が住んでいる地域でも、徒歩30分圏内で6店のドラックストアがあり、さらに出店が進む様相です。

スーパーやコンビニと客層が近いドラックストアが乱立してくると、同業他社での競争激化と傍目(はため)からみても厳しい印象です。

同業他社間での競合という視点は、実態もありますが、同業他社という十把一絡げ(じっぱひとからげ)の大雑把な捉え方にも由来します。

同業他社って何だ 知っている人は知っている

十把一絡げという捉え方は、本来の違いを無視しているマイナスイメージの分類です。

上記のドラックストアでも、実際には自社開発商品やプライベートブランド商品があったり、スーパーに近い店舗があったりと、ドラックストアごとに異なる特徴があります。

ただし、そうした差異に鈍感だったり、知らなかったりすると個々のドラックストアというよりドラックストア業界という雑なカテゴリーで捉えてしまいます。

なんらかのきっかけで店ごとの違いを知ると、十把一絡げという捉え方が解除されます。
(ブランドを知ってるとは?)

歯医者・美容室・パン屋・ラーメン店、そして会計事務所と同業他社が飽和状態とされている業界はあります。

同業他社が多い業界がある一方で、分類の力も働いています。

同業他社という大雑把さでは選択できない不都合を解消したい力ともいえます(長い・・・)。

同業他社って何だ 違いをわかりやすくする

税理士は全国に約8万人います。

けっこう多いという印象です。

とはいえ、60歳以上の男性税理士が目立ち、都市部では資産税に特化した税理士や、税務調査を専門に依頼を受けている税理士、Youtubeで情報発信をしている税理士、ブログを投稿している税理士(私もその一人です)など、実態はばらばらです。

会計事務所も都市と地方、税理士法人と個人事務所、税理士業のみと他士業併設とばらばらです。

一見すると同業他社と十把一絡げにされがちですが、実態はばらばらなわけです。

会計事務所のサービスは、歯医者・美容室・パン屋・ラーメン店よりも利用する機会が少なく、気軽に変えられない印象です。
(顧問契約のイメージが強いためでしょうか)

同業他社と捉えられるわかりにくさは、情報の発信の不足も大きいかもしれません。

ちょっとした違いも、わかりやすく伝えられるようにしていきたいところです。

 

蛇足
いろいろリニューアル模索中です(笑)。

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