家庭菜園で野菜を作ったらどうするか?

料理レシピを増やす、ではありません。

野菜をつくっていないのに

実家は酪農家でしたが、稲作や野菜栽培とは無縁でした。
(田舎の農家出身なので誤解されやすいのですが、田植えの経験は皆無です)

しかし、夏から秋にかけては、食卓にとれたての野菜が毎日ならんでいました。
近所の家庭菜園を営んでいる方から、とれすぎた分をいただいていたからです(笑)。

家庭菜園といっても、田舎で土地もあるので、プランターではなく畑での栽培でした。

丹精に栽培された見返りである収穫は、家庭にとどまらない成果となっていたわけです。

では野菜をどうするか 小規模でも販売ルートはある

充実した家庭菜園の成果といえる収穫は、家族や近所(?)の需要を上回ります。

そうした余剰ともいえる収穫が期待できる場合、収穫物の行き先の確保も必要です。

脱サラをして、専業農家になり経営拡大をめざすという選択肢もあります。
ただし、経営拡大には資金も必要ですし、企画が長期ですのでリスクも大きいといえます。

専業農家ほどの規模にいたらずとも、販売して稼ぐルートもあります。
たとえば、JA(農協)の直売所や道の駅での産地直送販売への出荷。
私の住んでいる地域でも、いわゆる顔の見える生産者から出荷された野菜が売られています。
(人気のある生産者の方もいるようです)

また、別の販売ルートでは、畑の脇などにテントや小屋を建てて、野菜の無人販売をしているケースもみられます。
上記の直売所に比べれば、集客では不利でしょう。
その一方で、出荷する野菜の量や時間、金額を運営者(栽培者)が柔軟に決められます。
直売店に支払う手数料もかかりません。
畑の脇の無人販売なら、地代家賃や人件費といった追加費用もゼロです(笑)。

専業ではなく、小規模の農業経営でも販売ルートには選択肢があるわけです。

サービス業では サービスを分ける

家庭菜園に若干プラスの規模でも、販売を検討することは可能です。

サービス業は、農業とは多くの面で異なる特徴があります。

とはいえ、本業や本業に関連したサービスやスキルを活かせる可能性もあります。

税務会計サービスでは、対面(含むオンラインでの対応)でのサービスが一般的です。
見方を変えれば、時間当たりにサービスできる機会には限界があります。

対面ではなく、スポット的なコンサルティングやセミナーの運営も可能です。

さらにセミナーの内容によっては、より局所的な問題解決をめざしたセミナー動画の提供もありえます。

サービスの内容や提供先を分けることで、提供の機会は増やせます。

 

蛇足
ブログ=近所への野菜のおすそわけ、のイメージです。

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