クラウドサービスやアプリは伊達じゃない!

わかる方にはわかる、刺さる方には刺さるタイトル。


金間屋(白山市)

伊達じゃない うなぎの代用?

「○○もどき」という表現やモノがあります。

わかりやすい例では、がんもどき。

肉食料理を避ける精進料理から定着した料理です。
(がんもどきは雁(ガン)の見立てです)

あるいは冒頭の画像、手前にあるのはどじょうの蒲焼です。

石川県加賀地方ではうなぎの蒲焼と並んで夏の風物詩です。

両者は並んで売られていますが、値段は別物(笑)。

どじょうの蒲焼は1本からでも買えるお店もあり、
うなぎの蒲焼に比べてリーズナブルです。

とはいえ、どじょうの蒲焼はうなぎの蒲焼の代用
というわけではありません。

好みに応じた夏の料理といった印象です。

伊達じゃない 存在感の増すクラウド

ウェブやオンラインのやりとりやサービスが増えています。

デジタル化に乗り遅れているという税務会計業界も、

  • インターネットバンキング
  • 電子申告(e-Tax)
  • クラウド会計

と変化は続いています。

その中でも存在感を増しているサービスやアプリは
「クラウド」に関連しています。

上記のクラウド会計ソフトの利用だけでなく、
クラウドストレージの利用する機会も増えています。

Dropbox などのクラウドストレージを利用することで、

  • ペーパーレス化
  • 資料の共有
  • セキュリティの強化
  • データ保管の安定性

といったプラスの効果が期待できます。

また、クラウドサービスやアプリの導入や利用では、
コストや技術的な負担も限定的にできる面もあります。

伊達じゃない ベターな選択という視点

今後の傾向を見通そうとするとクラウドサービスやアプリは
無視できない存在です。

反面、クラウドサービスやアプリ一択とも言い切れません。

クラウド会計ソフトが魅力といっても、

  • 現金取引が中心
  • 処理のレスポンスに限界

といった相性の悪いケースもあります。

クラウドストレージに魅力はありますが、通信障害リスクもあります。

インストール型のソフトやハードディスクなどのローカルストレージの利用が
クラウドサービスやアプリ、ストレージと対立するわけでもありません。

なんとなく流行っているからクラウドでもありません。

効率・リスク・セキュリティ・コストを見直す
選択肢や機会が増えています。

  • ローカルだけ
  • ローカル >>> クラウド
  • ローカル > クラウド
  • ローカル = クラウド
  • ローカル < クラウド
  • ローカル <<< クラウド
  • クラウドのみ

現状よりベターな選択があるかも?といった視点は
割り切った手段の選択におすすめです。

 

蛇足
うなぎもどじょうもプロ用の食材のためか、
調理済みで売られていることが一般的です。
なお、両者は、

  • うなぎ:ウナギ目ウナギ科ウナギ属
  • どじょう:コイ目ドジョウ科ドジョウ属

と別物です。

蛇足2
「金間屋(きんまや)」は白山市(旧鶴来町)のお店です。
毎年5月半ばから10月までの期間限定営業です。
蒲焼のテイクアウトと期間限定の営業ではありますが、
数十年来のお客さんが多い人気店です。

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