フグの卵巣を食べる

早まったわけではありません(笑)。

フグの卵巣を食べる 珍味ですね

世の中にはいろんな食べ物があるもんだなあと思うことがあります。

スーパー・デパ地下・ネット通販をみていると、食べ物の情報だけでお腹いっぱいという気にもなります。

高級な食材や手のかかる技法で作られたものや、繊細な味付けの食品、さらに最近では見栄えを重視するなど食べ物に関わる魅力はきりがありません。

食品の魅力を語る上で欠かせないテーマが、珍味です。

珍味というと、酒の肴(さかな)というイメージもありますが 、もっとアグレッシブな印象の食品もあります。

石川県の食材でもそうしたアグレッシブな珍味があります。

フグの卵巣です。

フグの卵巣を食べる これがフグの卵巣です

 フグの毒は、よく知られているようにテトロドトキシンという猛毒です。

フグを調理するための資格を必要とするほどの厄介な魚です。

とくに毒が集中する部位が、フグの卵巣です。

経緯は不明ですが、石川県ではフグの卵巣を加工して無毒化したものが売られています。

先日、とあるルートよりブツを手に入れたので、ご紹介します。

個包装されており、このようなシールが貼られています。

原材料もこの通り。
(私がいただいのは、酒粕漬けです。他にぬか漬けタイプもあります。)

袋を開けてみると、少し小さめの明太子のようなフグの卵巣が2つ入っています。
(乳白色のものは、酒粕です)

酒粕に漬けられていたため、辛くもなく臭みもありません。

ほのかに酒粕の香りが甘く漂い、つぶつぶの食感がご飯などともよく合います。

フグの卵巣を食べる 第一人者はチャレンジャーか変人か

フグの卵巣という物騒な材料とは別に、フグの酒粕漬けは穏やかな味でクセがありません。

とはいえ、はるか昔フグを食材として扱い始めれば、毒があることにはすぐに気付いたはずです。

卵巣が危険な部位ということも、すぐにわかったでしょう。

危険な毒があり、他に食べるものがあるなら、無理をして食べないのが通常の発想です。

しかし、試行錯誤を経て、さらに3年間という時間をかけて無毒化させて、高級食品にしてしまったわけです。
 (フグの卵巣の酒粕漬け・ぬか漬けは、主に贈答用です)

こうした不思議な珍味を開発した第一人者もいたはずです。

第一人者というと聞こえは良いし、肯定的にみればチャレンジャー・挑戦者なのですが、失敗すれば迷惑な変人です。

試行錯誤中は、周りの評価などにかまっていられなかったから、試行錯誤をできたのかもしれません。 

 

蛇足
石川県は、フグの漁獲高では日本でトップクラスです。
とはいえ、県民目線でも少々意外な印象です

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