下半期の準備はお済ですか? セーフティーネットの月次決算

折り返しが見え始めましたね。

下半期の準備 決算が1回で良かったか?

2021年(令和3年)6月はコロナ禍のなか、
ワクチン接種が課題となっています。

依然としてコロナ禍の収束が見通せないため
不安や見通しの悪さが続いています。

そうしたコロナ禍の影響は大企業の業績に表れています。

旅行・運輸・宿泊・飲食業では軒並み赤字となっています。

不安を増す発表ではありますが、こうした情報は
企業が決算で経営の成績や状態を確定させている
からこそわかります。

大企業のように利害関係者が多い場合には、
四半期や中間、年度末の定期的な決算報告が
義務付けられています。

一方、フリーランス・個人事業主や中小企業には
そうした義務はありません。

負担の少ない仕組みという点ではプラスですが、
足元の状況を見据える機会が無いという点では、
不安要因でもあります。

下半期の準備 負担じゃなくセーフティーネットの月次決算

コロナ禍の経済状況では、
・売上の急降下や見通しの悪化(予想)
・手元資金
の不安が目立ちます。

売上の先行き不透明感は、漠然と直感できます。

その一方で、手元資金の不安は売上の先行きよりも
本来わかりやすいはずです。

支出となる人件費や家賃は固定費で明確ですし、
変動費もこれまでの実績がわかっていれば見込めます。

現状を知って、見込みとのズレ(差異)を把握できれば、
早くに手を打てる可能性が増えます。

月次決算は、利益の管理という印象があるかもしれませんが、
手元のお金の管理を含めたセーフティーネットでもあります。

ただし、セーフティーネットとしての月次決算は、
経営者が積極的に取り組んでこそ効果があります。

下半期の準備 経営者だからできる

経営者が積極的に取り組む月次決算というと、
「自計化(じけいか)」といった経理が注目されます。

経営者自らが日々の記帳を進める自計化は確かに
月次決算に有効です。

とはいえ、無手勝流・自己流の処理では負担どころか
かえって混乱の原因になります。

まず、税理士のサポートを利用しつつ月ごとの経営を把握して
早くに手を打てる仕組みをつくっていくことがセーフティーネットに
つながります。

月次決算をセーフティーネットにできるのは、
経営者の判断次第です。

フリーランス・個人事業主にとって6月は上半期の終盤、
下半期の準備のときです。

 

蛇足
コロナ禍の特徴に「K字型回復」があります。
時短要請の続くサービス業もあれば、業績堅調の製造業もあります。
混乱は続きそうです。

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