外注するか内製かで悩まない 専門家の射程圏内を見逃さない

どう割り切るか、どこで割り切るか。

外注か内製か  労力とコストと期待感

外注するか内製(DIY)で乗り切るか。
ビジネスの判断だけではなく、生活のなかでも起こる問題です。

年末年始では、
・車のタイヤ交換
・年賀状作成
・おせち料理
・除雪作業
どれも自前でもできます。
その一方で、外注、専門の事業者に任せることもできます。 

外注するか、それとも自前で執り行うかという判断には、時間と労力、
言い換えれば、コストパフォーマンスが判断の基準です。

上記の年末年始の例でも、そうした判断基準で間違いではありません。

とはいえ、コスパだけの判断基準では不十分です。

コスパでの外注か内製かの判断には見逃している前提があります。

仕事の品質です。
成果への期待感とも表現できます。

外注か内製か 私と WordPress のケース

私はこのブログのサイトも事務所のサイトも WordPress で自前で扱っています。

そうした理由はコスパもありますが、自分で仕事の内容を把握したかったからです。

ちょっとした広告や告知であっても、自分で把握しているかどうかはやってみないとわかりません。

ブログサイトで取り扱っているのは
・ブログ
・自己紹介や事務所の紹介
・セミナー動画販売
・クレジットカード決済
・メールでの受付
といったところです。

本来であれば、 HTML・ CSS・ JavaScript・ PHP を運用するスキルが必要です。
 WordPress(ワードプレス) はこういった知識がなくとも運営できる点で優れています。

と言っても、必ずしも完成度が高いわけではありません(笑)。

 WordPress で使っているテーマは「Lightning(ライトニング)」といったよく使われているものですし、
プロフィール写真は・・・です。

工夫の余地が多いと言わざるを得ません(笑)。

外注か内製か 専門家の射程圏内を見逃さない

外注か内製かの判断ではコスパの他に判断基準を持っておくことがおすすめです。

成果への期待といっても抽象的です。
何を見逃しているかを見逃さないとも言えます。
(まだ抽象的だ(笑))

具体的には、専門家に外注することで
 ウェブサイトの作成では、デザインや機能がより充実したものになり得ます。
私のサイトでも、写真などは専門家にお任せしたほうが良さそうです。
 (被写体はともかく・・・)

税務会計でば、外注は税理士や会計事務所に依頼することになります。

決算や申告は、フリーランス・個人事業者の方で可能なケースもあります。

しかし、そうした場合でも税理士目線では少々残念な結果もあり得ます。
たとえば、小規模企業共済や倒産防止共済を知らずに、利用していなかったケースなどです。
決算や申告の適正性とは別に、こうした仕組みの利用は任意です。
不要と言ってしまうと語弊がありますが、必要や必須ではありません。

専門家が成果と捉える一定の射程圏内があります。
そうした射程圏内の成果は、内製やDIY・自前では見逃しがちです。

より良い状況を提案できるのが専門家の魅力です。
外注の価値です。

内製、DIYや自前でやることには魅力があります。

そうした魅力とは別に、専門家の仕事との距離感を見逃さないことが柔軟な判断につながります。

 

蛇足
ロゴは外注がいいのかもしれません。
と思っていたら、自前でロゴが作れるサイトもあるようです。
(「ロゴ 作成」で検索)
選択肢はあるものです。

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