税理士や会計事務所はプレゼン資料を使わないのか? 使わないには前提条件あり!
ギクシャクやチグハグはほったらかしていても解決しません。
プレゼン不要? みるけど作らないプレゼン資料
税務会計サービスの仕事をしていると、
- 資料
- 資料
- また資料(笑)
と各種資料の利用が続きます。
本や雑誌、パンフレットといった紙の資料も多いのですが、
ウェブサイトやファイルといったデジタルの資料も多々あります。
官公庁や企業から提供されている資料では、
パワーポイントを使ったプレゼン資料が目立ちます。
一方で、税理士や会計事務所がプレゼン資料をお客様に提供する
という機会は少なめの印象です。
税理士事務所に勤務していたときは、独自で作成する資料といっても
エクセルで加工した資料の提供のみでした。
プレゼン不要? 使わないには前提条件あり
税務会計サービスではお金を中心とした数字やデータを扱います。
会計ソフトや申告ソフトでの理解を補う資料も
エクセルで加工することが中心です。
数字データの加工とエクセルの相性が良い、というわけです。
ただし、そうして作られた資料には本来前提があります。
数字(データ)の意味をお客様がわかっている、ということです。
経理や申告の処理の背景や意味がわかっているならば、
エクセルで加工した資料でサクッと確認することができます。
当たり前の前提のようですが、私からみると消化不良感が残ります。
勤務時代を振り返ってみても、私の作っていた資料が
お客様にそれほど理解されていた印象が無いからです。
プレゼン不要? わからないから作るのコミュニケーション
税務会計の処理は例外はあるものの、
- 定型的
- 定期的
といったパターン化した処理が目立ちます。
日々の経理処理のパターン化だけでなく、
月・年ごとの処理でもパターン化がみられます。
うっかり見逃しがちなのは、税理士や会計事務所側が
- パターン化されているからわかっているはず
という思い込みをもつことです。
そうした思い込みに多忙が加わると、誤解があっても
- やり過ごす
- 見て見ぬふりをする
と問題を抱え続けることになります。
プレゼン資料の有無が根本的な問題ではありません。
誤解や不一致のほったらかしを解消する機会が無い、
ということが問題をこじらせます。
新規のお客様の応対や新しい制度の登場の機会は、
パターン化やルーティン化している処理も含めて
処理の理解を再確認する機会になります。
蛇足
そういうわけで記帳指導用の資料も作成しています。
今回は「Canva」を利用しました。
(資料作成のセンスはCanvaで何とかする!)
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