国際化は地域より可能性でとらえる

国際化は度合での視点、可能性の視点があるはずです。
後者は検討対象外だったりする業界もあります。

国際化 都会といっても

2018年(平成30年)6月に福岡に行った際に、旅行中に驚いたことがありました。
・バスの電光掲示板が日本語・英語・韓国語・中国語で表記されていた
・街中にQRコード(「アリペイ」など)が掲載されていた ← PayPayが話題になったのは2018年12月頃
・外貨両替サービスの広告や表示が市内至るところにみられた
・コンビニの店員さんが中南米系の外国人スタッフ

福岡は国際都市としての印象はありましたが、やはり百聞は一見に如かずといったところでした。

その数か月後、東京に行った際に少々意外だったのは、
・街中の外国語表記がそれほど多くない
・QRコード(アリペイなど)のサービスに対応は目立たない、といったところでした。
(コンビニは外国人スタッフの方が目立ちましたが)

私が住んでいる石川県からみると、福岡も東京も国際的な都会なのですが、「国際化」という視点では違いを感じました。

国際化 北陸新幹線開業以降は変化したが

北陸新幹線開業以降、金沢も国際的になったという表現を頻繁に聞きます。

新幹線開業以前は、金沢駅も市内も外国人観光客は少なく、閑散としていました。
外国人観光客といっても中国・台湾からの方がわずかという印象でした。

しかし、新幹線開業以降は金沢駅から兼六園にかけて外国人観光客を見ない日は無い状況に一変しました。
開業以前は稀だった欧米からの観光客も、目に見えて増えていました。

金沢の台所(といわれる)「近江町市場(おうみちょういちば)」でも、観光客が増えすぎて、地元の買い物客が近寄りがたくなったともいわれました。

金沢も国際的になったという表現には、そうした変化を目の当たりにした実感があります。

とはいえ、金沢が福岡のように変化したかといえば、そうした目立った変化は感じられません。
(外国語の案内も外貨両替サービスもそれほど目立ちません)

国際化 検討対象外で変化に鈍感になる

仕事という視点でとらえると、国際化も異なる印象があります。

会計事務所勤務時のお客様(製造業)では、外国人労働者を雇用されている方もいらっしゃいました。

石川県のコンビニでは外国人スタッフは多くはありませんが、留学生の多い地域のスーパーでは外国人のパート・アルバイトスタッフもみかけます。

私の仕事状況を顧みると、外国人スタッフは皆無です。
直近5年の勤務先である通信会社(社員数千人)・医療法人(スタップ数百人)・会計事務所(合計で数十人)で外国人スタッフはゼロ。

2020年(令和2年)コロナ禍で、外国人スタッフが確保できなくなり苦慮している漁業や農業関係者の方もおられます。

都市単位の国際化は、現実を目にすると了解しやすいものです。

その一方で、国際化の可能性と無縁ということを前提にしている業界もあるわけです。

仕事での国際化は必須でも、必至でもありません。

ただし、自分のいる業界では国際化の可能性は検討対象外だと思っていると、変化に鈍感になりそうです。

 

蛇足
日本語という国際化への防波堤も、AIで浸食されるかもしれません。

 

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