所得税の確定申告の不安は「入口」で整理できる! 合法と効率は矛盾しない!

「入口」の役割は適切な「入場」だけではありません。
「関係者以外立ち入り不要」もあります。


シュークリーム「河北潟かほくがた牧場牛乳」使用(ローソン、中部地域限定)

不安は入口で整理 知識と良心が機能しない!?

何をするにしてもあったら良いものでは、

  • お金
  • 経験
  • 知識
  • 良心

といったところが思い浮かびます。

お金は何をどうしたいかという選択次第で
必要な金額が変わります。

経験は、無ければ専門家や有識者で補えます。

知識は本やウェブ検索で容易に補えそうですが、
客観的には不充分という可能性がつきものです。

良心は最も欠かせない要素です。

良心を欠いて、お金・経験・知識があっても、
ロクな結果になりません。

反面、良心がある一方で経験や知識が不足すると、
不安を発生させたり拡大させる可能性があります。

たとえば、税金の申告。

「納税の義務」を理解しているがゆえに不安の種になる
といったことがあります。

不安は入口で整理 「前書き」の効能

「納税の義務」を意識する季節といえば冬です。

所得税の確定申告期になると、

  • 確定申告が必要か?
  • 申告するべきか?
  • 申告が不要か?
  • 申告した方が良いのか?
  • 申告をしてもしなくても良いのか?

といった問い合わせが不安の種になります。

良心が訴える「納税の義務」と強面の印象の税務署という存在から、

  • とりあえず申告しておけば無難か?

と安全策を採りたくなります。

一見すると無難な選択にみえますが、

  • 所得税制度
  • 申告の手続き
  • 申告のための準備
  • 申告による影響

といった理解や準備を棚上げ・先送りしていることがあります。

「入口」段階での整理が必要です。

「確定申告の手引(国税庁)」では以下の整理が確認できます。
 (「確定申告 手引 国税庁」で検索)

たとえば、給与所得者で副業をされている方の場合。

副業による所得税の確定申告をめぐっては「通達つうたつ」の改正が注目されがちです。
 (副業の所得区分が通達で整理されました!)

その一方で、確定申告をする対象者の判断といった「入口」は
スルーされがちな印象があります。

副業での収入・所得があったといっても、申告不要な可能性もあります。

不安は入口で整理 その数分が大きな効果

スマホやパソコンの取扱説明書は事実上なくなり、
必要に応じて調べることが常態化しました。

必要に応じて調べて対応する臨機応変は効率的です。

確定申告でもわからないことは調べながら処理する
という考え方で間違っていません。

ただし、そうした臨機応変が効果を発揮するのは、

  • 仕組みを知っている
  • 状況を整理している

といった前提条件付きです。

所得税の確定申告の必要性とは?、は厄介そうな問題です。

そうはいっても、数分間「手引」の「入口」と向き合うことで
不安を片付けられる可能性があります。

税金の申告では節税をめぐるテクニカルな話題が注目されますが、
「入口」段階での確認が最優先です。

良心と合法と効率の同時達成もありえます。

 

蛇足
「河北潟」と聞いてもピンとこない方も多いかもしれません。
石川県金沢市北部から内灘町うちなだまちにある潟湖です。

「河北潟牧場牛乳」は(株)ホリ乳業(金沢市)が製造・販売しています。

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