決算・申告の目標は高く、それとも最低限?
翌年の課題は現状の課題です!
決算・申告は気分も手掛ける処理も重くなりますが、
始めてみれば先に進めます。
次の課題は到達する水準だったりします。
目標の設定次第でアプローチが変わってくるので、
立ち止まラズに済むようにしたいですね。
目標の設定 始めたからには…!?
気が重い作業でも始めてみるとどんどん進みます。
家屋の大掃除でピンとくるかもしれません。
事業経営の決算・税務申告の処理にもあてはまります。
領収書やレシートの整理、医療費控除の集計を始めると、
目前の課題ややるべきことがはっきりしてきます。
ぼんやりした手持ち無沙汰の状況から脱してみると
- 処理はどれくらいやればよいか?
と目標の設定が課題になります。
目標の設定 高くか、それとも最低限か?
せっかくの決算・申告をしっかり仕上げたいと思いつつ、
最低限の目標も気がかりだったりします。
決算日以降に目標設定をするのであれば、
- 申告期限の厳守
- 不適切な判断や処理を排除
といった最低限の水準の達成となります。
売上の除外や架空経費、プライベートの支出の経費計上
といった不適切な処理はきちっと排除しておきます。
「最低限」と割り切ると拍子抜けする水準かもしれません。
あるいは「最低限」で十分な水準と思われるかもしれません。
残念ながら誤解です。
「最低限」の水準はあくまで納税の義務の達成にとどまります。
「最低限」の水準では事業経営への貢献は物足りません。
目標の設定 翌年の課題は現状の改善!
決算・申告は「本来」であれば、
- 1年間の事業経営の振り返り
- 翌事業年度の目標・計画の検討
といった機会になります。
「最低限」の水準を毎年達成しているだけでは
自動的に到達できません。
「本来」の水準といっても違いはありますが、
- 決算・申告期以前から
- 「月次」段階から処理や検討、確認を行う
といった土台が必要となります。
「本来」の水準が現状と比較して高く感じられるのであれば、
改善していく課題がみつかります。
決算日以降に税務会計での高い目標を設定するのであれば、
翌事業年度の課題としてとらえることになります。
決算・申告の処理と並行しつつ事業経営は進行しています。
「翌事業年度」の課題といっても現状の課題となります。
「最低限」を早々に達成するだけの理由があります。
蛇足
アイキャッチ画像は松任中央病院(石川県白山市)の工事の様子です。
奥に見える建物は白山市役所の庁舎です。
石川県の1月には珍しい青空でした。
クレーンの下側ではコンクリートを打っている光景も見られました。
新しい病棟の工事がしっかり進んでいるようです。
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