確定申告のミスのリカバリー方法とは?
申告期限の「前」か「後」か?
ミスや間違いは絶対にしない!と心掛けつつ、
対処法を知っておくことがおすすめです。
「似て非なる」は整理しておきましょう。
申告リカバリー ノーミスを目指しつつ
「ノーミス」を達成できる完璧主義者には息苦しさも感じますが、
仕事を進める上では目指したい対象です。
その一方で、実力や経験の裏付けが乏しい段階では、
- 完璧主義の達成ではなく、
- 先送りの常態化
といった残念な結果に陥るかもしれません。
致命的なミスを避けつつ、ミスのリカバリー方法を知っておくことが
現実的な対処法といえます。
たとえば、確定申告。
対処法の違いは、
- ミスに気づいた時期
というタイミングを中心に整理できます。
申告リカバリー 申告期限の「前」か「後」か?
確定申告のミスのリカバリー方法をフローチャートで整理します。
まず確認すべきポイントは、
- ミスに気づいた時期が申告期限内か?
という点です。
申告期限内のミスは再度の申告書の提出で「上書き」されます。
言い換えれば、申告期限内での再提出であれば、
- 更正の請求も修正申告も不要
ということになります。
ただし、期限内にミスに気づいた場合でも、
- 還付申告 かつ 還付が入金済み
といった場合は税務署への連絡が必要です。
確定申告のミスや間違いに気づけた場合であれば、
状況に応じた対処法があります。
悠然としていられるかはともかく、パニックは防げます。
申告リカバリー 処理の完了≠申告の完了
事業所得での確定申告では、決算→申告という流れであり、
処理や確認に時間を要します。
それでなくても、所得税では所得分類や各種控除と
処理や確認対象が多岐にわたります。
申告に至る過程では負担となります。
処理の完了と申告の完了を同一視したくなります。
とはいえ、処理の完了=申告の完了としてとらえると、
- ミスの発生に気づく機会を逃す
と残念な状態になります。
処理が完了した後で、
- 決算や申告のチェック
- 想定や前年・前前年との比較
といった機会があればミスに気づける可能性が増します。
「未遂」や「未然」といった申告前の段階でのミス回避が優先です。
蛇足
今回の記事でちょっと気になったのは国税庁の「タックスアンサー」です。
テーマとタイトルが同じだけど異なる内容がみられました。
「似て非なる」とも「同工異曲」とも言えない違いですね。
蛇足2
記事内のフローチャートはプラグイン「WP Mermaid」を使用しました。
「ノード」内では「!」や「?」は使えないようです。
大事なことなので「!」付きで表示しておきます(笑)。
- 期限内に申告→未完了→お早めに!
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