家計簿はDIYだから役に立ちます! 判断の軸としての金銭感覚
ちょっとした誤解を解きながらプラスの方向へ。
窓際で発酵中のカスピ海ヨーグルト
家計簿と金銭感覚 家計簿への反感
建前上は賞賛されるけれど、本音では反感を買うことがあります。
たとえば、寄附。
支援を必要とする方への金銭的なサポートは賞賛されてしかるべきですが。
偽善や売名行為といった反感を買うこともあります。
あるいは家計簿の作成。
お金の管理をしっかりしているという好印象がもたれる一方で、
- 何の役に立つのか?
- 面倒
- 金に細かい
- どうせ続かない
といった反感の出やすい対象です。
反感が出る一方で、書店に行けば家計簿はいくつも販売されていますし、
スマホのアプリでも定着しています。
家計簿へのよくある反感では、続けることができないという主張があります。
こういった主張の裏には、家計簿は作ることが目的という誤解があります。
家計簿と金銭感覚 判断の軸の金銭感覚
ビジネスとセットになる帳簿作成では、決算や申告を銀行や税務署など
への提出のために行うことも必要になります。
確定申告などで1年分をまとめて処理する場合は、義務の履行が優先です。
これとは別に、毎月の記帳をしている月次決算では、
- 事業の損益管理
- 事業の資金繰り
という内部での管理が優先です。
月次決算では本決算と比べてスピード感が期待されます。
想定していた計画と実績を比較して、次の手を打つ必要があるからです。
精度を維持しつつ、記帳を効率化しておく必要性があります。
家計簿には誰かに報告する義務とは結びつきません。
言い換えれば、家計簿を作成する必然性はありません。
その一方で、収入とのバランスをとろうとするなら、
裏付けのある金銭感覚が不可欠です。
むしろ家計簿は自分で作成することで金銭感覚を磨くきっかけになる
といえます。
金銭感覚を磨く実益は、買うか買わないかといった判断の軸を
自分のリアルな収入や支出から作ることです。
お金を使う判断の軸が曖昧だと、時々の雰囲気や気分でお金を使ってしまいます。
家計簿と金銭感覚 分析は後々でOK
家計簿を作ることでの実益は以下の通りです。
- リアルな金銭感覚を磨くこと
- 自分のお金の実態を知ること
家計簿というと後者の分析の視点がイメージしやすいはずです。
家計簿を将来に生かすという点では、分析も必要です。
ただし、家計簿の分析はお金の出入り後の結果です。
まずは金銭感覚を磨くことが家計簿の魅力になります。
エクセルやグーグルスプレッドシートへの入力とピボットテーブルで
とりあえずの家計簿は作れます。
(確定申告 集計をシンプルにやる)
(経費集計をサクサクと グーグルスプレッドシートとスマホで)
蛇足
家計簿もカスピ海ヨーグルトも手掛けてみると魅力がわかります。
(カスピ海ヨーグルトの注意点)
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