確定申告で不安にならないためのメモとは?

ちょっとしたメモでも時間が経つと
大活躍してくれます。


クランベリーチョコリング(ビッケ・小松市)

不安払拭のメモ 不安の雪だるま

考えないようにしようと思っていることほど考えてしまう
という逆説があります。

楽しいテーマなら良いのですが、不安を掻き立てる内容だと
困りものです。

たとえば、確定申告。

納税は国民の義務という錦の御旗があるので
避けられません。

確定申告の不安では、

  • 申告や納付の期限厳守
  • 決算書や申告書を適正に作成
  • 税負担額

といったことに直面します。

もっと具体的な不安をあげていくと、

  • 申告する義務があるか?
  • 義務はないが申告した方が得か?
  • どんな所得区分に該当するか?
  • 必要な書類は何か?
  • 確定申告の資料やマニュアルはあるのか?
  • 決算書や申告書の作成をどう進めるか?
  • 申告書の提出までにどれだけ時間がかかるか?
  • 申告のミスをしたらどうなるか?
  • 税理士に依頼した場合、費用はいくらか?
  • etc

上記の列挙をみて不安になるかもしれません(笑)。

不安の原因を詳細にあげるほど、雪だるま式に不安は募ります。

不安払拭のメモ 確定申告のおすすめのメモ

不安で手をこまねいてしまう状況はあっても
どこかの段階でスタートを切ることになります。

不安の払拭には、

  • 税理士への依頼
  • 国税庁のサイトを利用
  • 本やウェブでの情報を参照
  • 税務署や役所の無料相談を無料

といった選択肢があります。

何かしら行動してみると、漠然とした不安よりも
具体的な課題や処理がみえてきます。

処理がストレートに完了しない可能性はありますが、
停滞と不安の雪だるま状態よりマシです。

なんやかんやバタバタしながらも確定申告が完了、
となればホッとするはずです。

不安が無くなり、スカッとするかもしれません。

とはいえ、不安をスカッとなかったことにするのは
おすすめできません(笑)。

むしろ、不安の対象をメモしておくことをおすすめします。

確定申告で残したいメモでは、

  • 当初不安だったこと
  • 準備した資料や書類
  • 処理の過程
  • 税負担額

だけでなく、

  • 取り組み始めた時期
  • 処理に要した時間

といったメモが有効になります。

確定申告は年末調整が幅を利かせていることを棚上げすると
本来毎年取り組むはずの手続きです。

見方を変えると、確定申告は再現性の強い手続き
ということもできます。

慣れない取り組みでは、どれだけ時間がかかるか
といったことも大きな不安要素です。

取り組んだ日付や時間を後々確認できると
記憶がよみがえりやすくなります。

不安払拭のメモ 来年のため?

確定申告の不安払拭のためにメモを残すというと、
つい「来年のために」と発想してしまいます。

そうした発想もアリです。

その一方で、不安のタネを来年まで放っておかない、
今年から取り組み方を変える選択肢もあります。

不安を払拭した直後だからこそ、
次手も早く適格に打てるはずです。

 

蛇足
将来の不安をなくすために残すメモは
セルフの保険です。
保険料がタダの上に掛け捨てではないところが
セールスポイントです(笑)。

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