書類を残すコストをゼロに近づける!
PDFでペーパーレス化と折り合う
3人の特定の肖像や数字の記載されている紙束は歓迎です(笑)。
残念ながら、上記以外は早々に処分が必要です。
書類をゼロへ ルールが必要になる現状
減らそうという努力をしたことがないにもかかわらず
紙幣は旅立っていきます(笑)。
増やそうという努力も意欲もないにもかかわらず
紙幣以外の書類は増えていきます。
事務所宛に届くダイレクトメールは「受取拒否」で
返送しているので減少傾向です。
お客様から預かる書類は返却が前提なので、問題となりません。
一向に減らない発出元は税理士会(笑)。
会報や各種の案内、研修資料は依然として紙書類が中心です。
外部組織から受け取る情報の媒体はコントロールしきれないので、
何らかの工夫、試行錯誤の対象となります。
書類をゼロへ コストと体力の負荷
紙書類をゼロへ近づけたい理由には、
- コスト
- 体力(笑)
といった問題があります。
紙書類の保管はコストがセットです。
- 場所
- 棚・キャビネット
- ファイル
- 穴あけパンチ・綴紐・フセン等
- シュレッダー
- 処分費用
「場所」のコストは固定費用でもあり、削減が容易ではありません。
私が以前勤務した税理士事務所では書類で床がたわんでいた!?
といった光景もみかけたことがあります。
うっかりすると、「修繕費」も追加です。
また、紙書類の取り扱いは「体力」も必要です。
定期的に累積していく可能性のある紙書類は「重量物」化します。
参照するにも、データとして取り扱うにも負荷がかかる媒体です。
不要な紙書類の放置は邪魔になるだけでなく、
業務のコスト・効率化でもマイナスになります。
書類をゼロへ PDFで折り合う
紙書類の処分では、下記の分類が挙げられます。
- 紙のまま保管 ← 契約書など
- 一定期間保管後廃棄 ← 会議資料など
- PDF化やデータ化
- 即廃棄
「即廃棄」を優先したいわけですが、紙書類と折り合う選択肢もあります。
「PDF化」は紙書類をデジタル化「Digitization(デジタイゼイション)」で残す点で有効です。
現状、完全にデータだけでやりとりをすることよりも、
- 紙書類のPDF化を経由する
といった選択肢が「事実上の標準」処理といえます。
電子申告が推奨されている税務申告ではあっても、
紙書類での申告書の様式は健在です。
紙書類はデータとしての利用価値があるからこそPDF化して残します。
紙書類を現物で保管するとコストや体力(笑)で負荷がかかるだけでなく、
参照やデータとしての利用にも差し支えます。
一足飛びに「Digitalization(デジタライゼイション)」は実現できません。
PDFは取り扱いに試行錯誤を要する形式ですが、デジタル化は達成できています。
ペーパーレス化もデジタル化も外部組織を無視しては進められません。
PDF化は現実的な折り合いとして利用、試行錯誤の対象になります。
蛇足
PDF化といえばスキャナーが連想されます。
私は現状スマホアプリで対応しています。
- Adobe Scan
- Microsoft Lens
- vFlat
どれも手軽に利用できます。
(スキャナアプリの使い分け)
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
■確定申告のご依頼も受付中!