デジタルの5S クラウドを前提にする

環境の変化を表現してみました。

近頃出番の少ないドライブ。

デジタルの5S そもそも5S

事務職だとなじみのない用語ですが、製造や施工の現場では耳タコの用語で「5S(ゴエス)」があります。

5Sは製造や施工の現場環境の安全性を高めていくスローガンです。
整理(SEIRI)・整頓(SEIRI)・清掃(SEISOU)・清潔(SEIKETSU)・しつけ(SHITSUKE)で構成されています。
整理は不要なものを置かない、整頓は必要なものをすぐに取り出せるようにする、清掃は文字通り、清潔は整理・整頓・清掃を継続する、しつけは現場の全員がルールを守ることという内容です。

5Sが必要なところのイメージは、施工現場で資材を抱えて運搬しているときに、導線上に工具が放置されていたら危険だよなといったところです。

スローガンとしては、平易な内容ですが、スタッフ全員が継続して実施できるかどうかが重要なわけです。

デジタルの5S クラウド化への拡張が必要

5Sがこれまで必要とされてきたのは、製造や施工の現場が中心でした。
資材や機械を多人数で取り扱っていく過程で、事故を防ぐ観点から必要とされた考え方です。

事務職でも5Sが軽視されたわけではないのですが、それほどの切迫感を喚起された印象はありませんでした。
(せいぜい不要な文房具の整理などへの言及です)

しかし、現在の事務処理がパソコンとインターネットが不可欠になっていることで、事務処理版の5Sを再検討する余地が出ています。
デジタル化されているデータの取り扱いとしての5Sの発想は、これまでの5Sと同一ではありません。
整理や整頓といった要素は検索が解決してくれます。
ファイルやフォルダの命名する規則は必要ですし、共有する場合はメンバーが順守するしつけも欠かせません。

5Sという発想自体の調整も必要ですが、事務処理ではさらに拡張が必要です。
デジタルのデータがインターネットによりクラウドでの取り扱いが増えているからです。

デジタルの5S セキュリティで6S

デジタルでの5Sの拡張には、セキュリティ(Security)が加わります。

クローズドな特定のパソコン内だけで完結していた処理ではなく、データとして利活用する、クラウドでのやりとりを前提にするならセキュリティは不可欠です。
情報の漏洩や改ざん、不正なアクセスなどのセキュリティリスクに継続して対応する必要があります。

スローガンというと冴えない表現ですが、わかりやすい行動目標を考え直すことは仕事のプロセスの見直しにもなります。

 

蛇足
5Sというごてッとした表現はともかく、簡潔なスローガンは忘れにくいメリットがあります。

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