繫忙期は通常の営業活動をしないのか?
営業を停滞させないための発信を続ける!
季節ごとに仕事量の変化が生じることがあります。
税理士業もある種の季節労働があります。
では、営業スタイルにも変化がともなうのか?
というと…
繁忙期の営業 季節感はでてくる
隠しようのない季節感があります。
私の住んでいる石川県は北陸・雪国なので寒さだけでなく、
白い悪魔の雪や氷柱が目につきます。
営んでいる業務が税理士業なので、2月から3月は「確定申告」
といった全国的なイベントの当事者にもなります。
税理士はサービス業ではあるものの、税務支援での協力など
役所との連携もあります。
税務行政が電子申告(e-Tax)での申告に力をいれているので、
当局からの呼びかけに協力する場面も出てきます。
とはいえ、当局への協力だけで済ませるほどお人好しではありません(笑)。
私の営業活動も並行して行っています。
繁忙期の営業 通常営業は崩さない
アイキャッチ画像は私の事務所もある建物入口の掲示板です。
確定申告の当局のお知らせとともに、私の事務所のご案内も
掲載していただいています。
当局よりも目立つQRコードなので見失うことはないはずです(笑)。
1月以降に掲載しているご案内ですが、確定申告は強調していません。
事務所サイトでも確定申告受付のフォームは用意してありますが、
事務所のサービスのメインとはしていません。
通常の法人・個人の事業者向けのご案内に確定申告分のサービスを
追加しているといった状況です。
申告に的を絞った「年一」関与の需要は少なくありませんが、
私のメインサービスとしては位置づけていません。
年一での税理士への依頼には合理性があります。
- 事業規模が比較的小さい
- 雇用がない、家族のみ
- 投資が多くない、車の買い替え等のみ
上記のような個人事業であれば、税務申告のみの処理をまとめて依頼
といった対応がコスト負担が小さくはなります。
他方、税理士としての目線では、
- 事後的な処理が中心で提案の余地がほとんどない
- 報酬料金で比較され、継続の関与が不安定
- 処理が一時に集中してしまい、通常のサービスに影響
といった残念な面もあります。
ご依頼はありがたいのですが、通常のサービスがおろそかになっては
継続的なサポートを重視する税理士としては本末転倒です。
繁忙期の営業 停滞させないための発信
「税理士」と集合でとらえるとどこも似たり寄ったりの印象で、
料金だけが気になります。
料金は無視できませんが(笑)、料金以外の面も検討の対象にする
といったことがおすすめです。
とりわけ事業経営で継続の関与を期待する場合。
年一関与であれば、税理士との接点はわずかです。
一方、継続の関与であれば定期的な接触だけではなく、
税務会計以外の資金繰り等を含めた対応があります。
繫忙期に対応した営業活動は少なからずありますが、
通常のメインサービスの発信を継続して行うことになります。
繫忙期だから税理士を探しづらいとは限りません。
発信と検索でのマッチングの重要性が強まる時期がある
といった一時的な問題です。。
私は繫忙期でも通常のサービスや営業活動を停滞させないように
発信を続けています。
ご依頼の際はお問い合わせより通知をいただければ幸いです(笑)。
蛇足
QRコードで事務所サイトをご案内はおすすめです。
アクセスは手軽にできますが、
- 事務所サイトの作成
- お問い合わせフォームの設置
- お問い合わせからの通知をスマホで確認
といった仕込みがあります。
営業にも事前の準備が必要ですね。
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