税理士に相談さえすれば安心できるのか?
保証よりも課題の解決に向かっていく!
不安気な表情だった方がホッとされた状態になると、
応対した側にとっても安堵できます。
とはいえ、そうした状況だけが成果とはいえません。
ぼんやりした不安を解決に向けていくことも
成果の一つになります。

次の季節へ
相談の前後 安心と安堵で終えたいが…
税務相談は税理士業のメイン業務です。
普段からお付き合いのあるお客様からの相談であれば、
諸々の事情を踏まえて時間をかけて検討できます。
オープン参加での相談会では初見の方が来場されるので、
相談を受ける側も緊張します。
来場される相談者も不安ですが、税理士も不安なわけです(笑)。
そんなわけで、相談での応答でホッとされた表情が見られると、
税理士としても安堵できます。
他方、相談された方がすべてホッとした表情となる
というわけでもありません。
相談の前後 見通しができるから次へ
税務相談に際して、
- 資料を整理
- 疑問や問題を抽出
- 希望や期待する解決策を模索
といった事前の準備や対応をされているはずです。
想定した疑問や問題とその解決策を相談で確認できれば、
ホッと一安心できるわけです。
他方、相談の結果として、
- 資料やデータの不足
- 想定外の問題や疑問の指摘
- 想定外の負担の懸念
といった新たな不安のタネとぶつかる可能性もあります。
たとえば、創業時の資金調達。
融資の申し込みに期待していたところ、
- 自己資金
- 事業計画書の作成
と一歩踏み込んだ課題が見つかるかもしれません。
あるいは、家族への不動産の贈与。
住宅ローンの肩代わりも込みで不動産を贈与する場合、
「負担付贈与」ということになります。
通常の財産評価での贈与ではなく時価評価で贈与となり、
- 受贈者にとって想定外の贈与税負担
- 贈与者にも譲渡所得税の負担
といった可能性もでてきます。
相談の前後 課題の解決へ
税務相談の前に抱いていた不安や疑問の曖昧な印象は、
相談後にはっきりした課題となることがあります。
もやっとピンボケした状態から輪郭がはっきりするわけです。
安心や安堵ではなく、かえって気が重くなるかもしれません。
反面、放置していれば本来取り組むべき課題が解決せず、
時間を空費していたはずです。
課題が税務会計だけに限らないこともあります。
税理士以外の専門家やサポートが必要になるかもしれません。
税務相談を安心の保証のための機会とだけとらえると、
かえって失望感の原因になるかもしれません。
漠然とした不安を具体的な解決のために向かう機会として、
税理士やその他の専門家に相談することがおすすめです。
蛇足
アイキャッチ画像は事務所近くの光景です。
2025年(令和7年)11月末は秋晴れの好天となりました。
次に撮影するときはグッと冬模様かもしれません。
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
