税理士探しは経営の課題の洗い出しと並行!
どの税理士と何のために契約するか?
商品でもサービスでも探し始めた後だからこそ
何が必要なのかわかることがあります。
税理士探し・顧問契約を一歩引いてみると、
課題がはっきりしてきます。
税理士探し 面談でギクシャクする?
税理士の中心的なお客様は事業者です。
税理士にも営業活動はありますが、店頭販売があるわけではなく、
お客様からの問い合わせからスタートすることが一般的です。
税理士としての関与は一般的には中長期となるので、
ミスマッチがないかの確認が重要となります。
誤解や食い違いを残したまま契約してしまうと、
双方に不満やトラブルの要因となります。
お客様側からの要求や要望と税理士が提供するサービス等、
ズレがないか確認しておくことになります。
当然のことのようでもあり、サクッとできそうですが、
現実にはギクシャクすることもあります。
原因の一つに課題の未整理があります。
税理士探し 面談での対話が欠かせない理由
税理士を探す定番としては、
- 経理や会計がわからない
- 自己流での決算・申告に不安がある
- 営業・販売にもっと力をいれたい etc
といった背景があります。
2023年(令和5年)から消費税インボイス制度が始まったことで、
さらに不安や負担が増えた事業者も少なくありません。
経営の税務会計面での不安を解消するために税理士を探す
といった選択は定番です。
一方で、税理士と面談した際に、課題が浮き彫りになる
といったこともあります。
たとえば、納税と資金繰り。
記帳や決算書・申告書の作成だけを依頼するつもりが、
- 税金の仕組みの理解が不十分なために
- 納税予測を適切に理解することができず、
- 納税資金を含めた資金繰りに不安を抱えている
といったことが判明することがあります。
あるいは、将来の事業の行く末。
法人での事業であれば、「株」の評価や対策も経営課題です。
税務申告だけに焦点を当てていると、経営課題と認識してない
といった可能性もあります。
経営者ならば経営課題を把握していると思われがちですが、
視点の違う税理士との面談で課題がみえてくることもあります。
税理士探し 課題の洗い出しと並行!
普段コミュニケーションをとっていない相手と対話をすると、
視点や目線の違いに気が付きます。
税理士探しを進めていく過程で、税理士に期待する内容がわかる
ということがあります。
税理士といっても皆同じというわけではありません。
複数の税理士との対話はミスマッチを防ぐ点で有効です。
とはいえ、リアルでの面談を何度も繰り返すことは非効率です。
税理士による情報発信、ウェブサイト(ホームページ)の参照がおすすめです。
経営の課題を洗い出しをしつつ、ミスマッチのない税理士探しができます。
蛇足
アイキャッチ画像は散歩中に撮影した花です。
散歩中はスマホを持ち歩いて、気になった対象を
撮影したり、画像で検索しています。
ナデシコの一種のようです。
蛇足2
税理士の検索では、「地名 税理士」や「対象 税理士」が定番です。
「地名」は都道府県や市町村名です。
「対象」は暗号資産や医療といった検索対象の限定に効果があります。
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