所得税は区分と時期で入口を整理する!
確定申告期にやきもきしないアタマの整理

「税金」は「損」と結びつけられやすい印象です。

マイナス✕マイナス=関心UP、かもしれません(笑)。

関心を持つと理解は深まりますが、やきもきしていると
かえって時間の空費や気持ちが空回りしそうです。

アタマの整理がおすすめです。

除雪できていれば不安なしです

入口を整理 やきもきしない対策とは?

直感的に「税金」と「損」はつながりやすい傾向です。

税理士に指摘されるまでもないかもしれません(笑)。

とはいえ、「税金」と「損」の関係を整理しておくと
無用にやきもきさせられることはなくなります。

2月から3月の確定申告期には「損」をしない対策
といった情報が飛び交います。

錯綜する情報に翻弄されてやきもきする前に
「所得税」の仕組みを確認することが優先です

入口を整理 所得税そもそも

「所得税」は個人の「所得」に関わる税金です。

  • 所得✕税率=所得税

シンプルな仕組みのはずですが、

  • 「所得」って何?
  • 税率ってどれくらい?

といったツッコミができます。

所得税の難しさの一つに「所得区分」があります。

  • 利子・配当・不動産・事業・給与・退職金・山林・譲渡・一時・雑
  • 収入≠所得

収入した金額が同じでも所得区分が異なっていると、
所得や適用される税率などの仕組みが異なります。

「給与」所得であれば給与収入から給与所得控除があり、
機械的に給与所得が算出されます。

「事業」所得であれば所得は事業の損益計算が前提であり、
帳簿や決算書の作成が必要となります。

「譲渡」は家・土地・株式などを譲渡による所得となり、
給与所得や事業所得とは分離して計算します。

所得税で「損」をしないためには、

  • 節税手法と所得区分がかみ合っているか?

という整理が必須です

異なる所得区分や実態のない所得の節税手法では
後工程が砂上の楼閣となります。

入口を整理 やきもきしない!

所得税では「時期」も要確認の対象です

たとえば、事業所得で起こりがちな「期ズレ」。

売上や経費の計上をお金の入出金のタイミングでとらえると、
発生主義・実現主義の観点からミスとなります。

所得控除についても年内に処理を終えておく必要があります。

「青色申告」はおすすめの選択ではありますが、
期中に自由に変更できるわけではありません。

白色申告から青色申告に変更して節税を図るのであれば、
3月15日までに「青色申告承認申請書」の提出が必要です。

「税金」で「損」をしない選択や可能性はあります。

他方、納税者の「所得区分」、所得の帰属や検討する「時期」により
節税の選択や可能性に違いが出てきます。

節税情報にやきもきさせられない入口段階での整理がおすすめです

 

蛇足
アイキャッチ画像は事務所近くで撮影しました。
2026年(令和8年)1月末の石川県加賀地方は雪一色です。
とはいえ、除雪体制がしっかりしていれば不安はありませんね。

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■林友範税理士事務所

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