窓口での対応もアップデートが必要!?
百聞は一見に如かずとセンター化

「会って話してみればわかる」や「百聞は一見に如かず」は
経験則として納得できる面があります。

一方で、経験していない変化も増えつつあります。

窓口対応 百聞は一見に如かずは健在

士業は程度の差はあっても役所の窓口を訪れる機会があります。

税理士業であれば、税務署を連想されがちですが、

  • 法務局
  • 市町村役場

といった役所の窓口に赴くこともあります。

上記の役所は税理士にとっては「アウェイ」です。

登記簿の取得や戸籍・住民票の写しの取得といった手続きでも
手際よくできるとは言えません。

窓口に訪れる前に必要な書類や情報を確認しておくべきですが、
とっとと窓口の担当者に質問してみることもおすすめです。

百聞は一見に如かずやヘタな考え休むに似たりは依然として真実です。

とはいえ、窓口に行けばなんとかなる!は短絡的です。

窓口対応 内部事務のセンター化

税務行政も効率化が強化されている傾向があります。

リアル・対面での応対からデジタル・オンライン対応
という傾向です。

電子申告やキャッシュレス納税の案内も増えています。

同時に、窓口対応も整理・縮小化しています。

近くの税務署窓口に行ってみても「無人」状態で、
ベルで呼び出しが必要だったりします。

さらに、内部事務のセンター化といった変化もあります。

従来は所轄の税務署に郵送していた申告書等を
「業務センター」宛に送るといった変化です。

たとえば、私の住んでいる石川県は金沢国税局での業務集約が進んでいます。

留意点は下記の2点です、

  • 税務署の窓口及び時間外収受箱へ提出することも可能
  • 書面の申告書・申請書等を業務センターへ直接持ち込むことは不可

郵送と持参で宛先や対応が異なります。

期限ギリギリでの提出の際にはあらかじめ宛先を確認がおすすめです。

窓口対応 リアルとオンラインの調整

申告書を窓口に持参して提出する際に控えの申告書に「収受印」を
押してもらうことで一段落という方も多いかもしれません。

収受印のある申告書の控えは申告義務を履行した証拠
という安心感があります。

とはいえ、この窓口に持参して収受印を確保というスタイルも
見直しが検討されているようです。

税務行政の効率化、電子申告の強化と関連します。

窓口での対応によるリアル・対面での手続きはあっても、
現状維持や同じとは限りません。

リアルとオンライン対応の使い分けや利用方法の変更の理解
といった更新が必要になってきます。

変化を前提にして、効率化やコスト削減も達成できるように
試行錯誤の魅力が強まります。

 

蛇足
アイキャッチ画像は2023年初物のスイカです。
スーパーでも地物(金沢産)が並んでいます。
家庭の事情に合わせた品種改良が進んだためか、
小玉のスイカが目立ちます。

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