車の免許はマニュアルか、オートマか?

理由は後で好きなだけつけられるわけですが・・・


左端よりパーキングブレーキ解除、ブレーキペダル、アクセルペダル

車の免許をマニュアルでとった理由

地方での生活に車は欠かせません。

独立して毎日の通勤が不要になったことや、2020年(令和2年)はコロナ禍もあり、外出の機会は減ったのですが、それでも外出するには車を使わざる得ません。

バスや電車といった公共交通機関が少なく、雨や雪も多い地方なので、自転車やバイクという手段は車の代替になりえません。 

車の免許をとったのは学生の頃でした。

当時も今も免許の選択肢には、マニュアルかオートマかという選択肢がありました。

マニュアル車では、運転中のギアチェンジを運転手がクラッチを操作して、自ら行います。
オートマ(車)は、そうした操作を機械(車)が自動的に処理してくれます。
マニュアル車での免許をとると、オートマ車も運転できますが、逆の場合は不可です。
(マニュアル車での免許は、オートマ車限定での免許の上位互換といえます)

機械の操作に自信もなく、車の運転に執着つもりもなかったのですが、オートマ限定ではなく、マニュアルで免許をとりました。

マニュアルで撮った理由は、以下のような理由です。
 ・運転できる車を制限されたくなかった
 ・マニュアル車が運転できないくらいどんくさいとは思われたくなかった
 ・軽トラを運転しているおばあちゃん達をみて、自分もできると思った 

免許をとるまでに約2ヶ月半かかりました。

自分でも予想外でしたが、試験はスムーズに合格しました。

それでもオートマに乗っている理由

免許をとった直後は、実家の親の中古のマニュアル車を乗っていたこともあります。

しかし、その後乗っている車は全てオートマ車です(笑)。

結局オートマ車に乗っているのは、以下のような理由があります。
 ・大半の車は、現在オートマ車として製造されている
 ・通勤の渋滞でのストレスを減らしたいので、ブレーキとアクセルのみに集中できるオートマ車が楽である
 ・マニュアル車を選択する積極的な理由が無い

現在マニュアル車に乗るのは、実家の軽トラぐらいです(笑)。
(軽トラにもオートマ仕様はありますが、割高です)

今後、増加が見込まれる電気自動車ではギアチェンジ自体がなくなるわけですから、ますますマニュアル車からは遠ざかります。

遠回りの理由づけは、どう振り返るか 

現在の状況や、今後の経済環境を考えると、マニュアル車で免許をとったことは無意味に思えます。

負け惜しみではあるのですが、マニュアル車の免許をとったからこそわかったこともあります。
 ・ギアチェンジの必要性
 ・エンストが起きる状態や理由(クラッチ操作の失敗ともいえます)
 ・坂道発進で、前方車両(とくにダンプやトラック、バス)と距離を置く理由(坂道発進は、マニュアル車での最初の難関)

オートマ限定で免許をとっていれば、上記も知識として知ってはいても、実感することはなかったかもしれません。

マニュアル車での免許が活かされていないことと、マニュアル車でのトラブルを実感していないということは同列ではありません。

身につけたハズや、知っているハズのことも、 省みる機会が無いなら、何も身についていない、知らないことに変わりありません。

 

蛇足
「ダブルクラッチ」や「ヒールアンドトゥ」といったマニュアル車でのテクニックは、結局縁が無いまま現在に至っています。

蛇足2
オートマ車限定免許でもマニュアル車での操作の感覚がわかるのは、「アルト(スズキ)」のAGS(オートギアシフト)です。
加速時や坂道発進では、オートマ車と異なる操作感覚が実感できます。
車検のときに、代替で運転しました。
クラッチ操作を意識しつつ運転すると、扱いやすかった記憶があります。

<ご案内>

■林友範税理士事務所

ご依頼はこちら

■災害と税金の情報

災害と税金