事業の特徴を知るためのKISS モデルと極端の使い方

えーッ!?と言われるほどがちょうど良い、というお話です。

特徴を知るため コロナ禍で強制された

事業するにあたって、すべての面で充実しているということはありえません。
お金・人材・商品やサービス・取引相手、どこかしらに不満や不安や不足を感じるはずです。
同時にすべてを欠いているということもありえません。

どういったところが、どの程度充実しているか、あるいは不足しているのか。

特徴を知っておくことで、以下の分析ができます。
 ・強みと弱みの程度、方向性
 ・これまでやってきたこと
 ・これから取り組むべきこと などです。 

コロナ禍という惨事では、事業活動でのトラブルや脆弱な点が明らかになったケースが目立ちました。
 ・手元資金不足
 ・過大な固定費用
 ・販売チャネルの偏り といったところです。

ちょっとした景気の変動ではわからなかったはずです。

コロナ禍という極端な惨事が、事業の脆弱な特徴を明らかにしたというわけです。

コロナ禍の収束を期待しつつも、今後もトラブルは起こるもの想定せざるをえません。
事業の特徴をあらためて分析して、早めに手を打ちたいところです。

特徴を知るため モデルと極端の使い方

分析の手法として、モデル分析があります。
何らかのモデルを設定して、シミュレーションをすることでモデルの分析を行います。

モデル分析では、以前総記法のアプローチについて紹介しました。
(総記法の正体 簿記と会計からとらえる)
商品の期首と期末を除いて、取引を表記法で記帳すると、商品勘定が損益計算書と同じようにになると紹介したわけです。
期首商品と期末商品を0にすることで、総記法の特徴をとらえたわけです。

目前の現実だけを見ていると、個別・具体的な情報にとらわれてしまいます。
言い換えると、現実の問題は例外だらけです。
場当たり的な対応で何とかしできるかもしれません。
ただ、より厄介な問題を先送りする可能性も高くなります。

目前の具体的すぎる事柄に振り回されないようにするために、 モデルを使って対象から距離をおくわけです。

取り組んでいる事業の活動形態や特徴を説明するにあたって、一旦抽象化してしまうことが特徴を知る近道になります。 

特徴を知るため KISSにしてみる

現実の行動や判断としては、例外や細かな事柄も無視できません。

それとは別に、判断の方向性については、一旦抽象化した方が見通しが良くなります。

売上を例にあげれば、どんな事業活動でも、売上=数量×単価です。
損益計算では、売上ー(固定費用+変動費用)=利益です。

一旦モデル抽象的な状態で捉えて、具体的な分析をしてみると、特徴や変化がわかりやすくなります。 

当初目指していた状態、現状、将来像、分析や想定の対象は多いものです。

モデルや極端な想定を利用して、シンプルにしてみると特徴がわかります。

Keep it simple stupid!、です。
(シンプルに考えろ!)

 

蛇足
具体的だけでも、抽象化だけでもダメです。
場当たり的対応を批判しつつ、アタマの中は行ったり来たりです。

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