経理ができると税務会計を扱うことの違いとは?
役割分担を再確認する!
「経理」や「税務会計」や「簿記」は同じようで違います。
面倒くささでは共通しているかもしれません(笑)。
役割分担の観点から再確認がおすすめです。

これでも小康状態(笑)
似て非なる できる?、できない?
税務相談は税金全般に限らず事業経営のお金の管理も含みます。
相談といっても特定の問題や課題の解決というよりは、
「経理」・「税務会計」・「簿記」にまたがります。
相談される方にとってもやもやしがちになるのは、
- 簿記は勉強したはずだが…
- 経理ができているつもりだが…
- 事業経営全般の管理が十分できていない!?
といった壁が立ちはだかるためです。
「できるはず」という気持ちと現実の処理や対応とのギャップが
悩みのタネとなります。
似て非なる 経理と税務会計と簿記
事業経営の継続に「経理」は絶対不可欠です。
- 請求書の発行
- 請求された支払いの遂行
- 現預金残高の確認
- 裏付け資料の保管 etc
「経理」では必ず「簿記」の知識が必要ということはありません。
事業経営を続けられるだけの処理ができれば最低限の水準はクリアできます。
他方、「税務会計」では「簿記」は必須となります。
- 適切な会計処理に基づき、
- 税金の制度を踏まえた検討、処理を行い
- 税務申告に対応する
「簿記」は「経理」と「税務会計」をつなぐために必要となります。
簿記から経理や税務会計をとらえると重なる面はありますが、
ぴったり一致ではありません。
似て非なる 役割分担を再確認
「経理」も「税務会計」も「簿記」もしっかりできる!
という状態は一見すると理想的です。
とはいえ、それでは税理士になり税理士事務所を経営する
という状況になります(笑)。
「経理」と「税務会計」を役割分担からとらえ直します。
経営者、事業経営を担う場合には「経理」が欠かせませんが、
「税務会計」面での自己解決までは必要と言えません。
必要なだけの「簿記」の知識を使って外部のサポーターである
税理士と役割分担をすることがおすすめです。
経営者は現状の把握と将来に向かっての検討・実行、
税理士は税務会計面を中心にフォローが役割となります。
経理をしているはずだけど、経営の管理ではもやもやする
という場合には役割の見直しのタイミングかもしれません。
適切な役割分担ができることで、不安の解消だけでなく、
本来の業務に集中できる環境が整えられます。
蛇足
アイキャッチ画像は事務所前の光景です。
北陸らしい湿潤な雪と雪吊ががっちり噛み合っています。
見るだけにとどめたい光景です(笑)。
<ご案内>
■林友範税理士事務所
■災害と税金の情報
