口下手だからこそアウトプットする!

マイナス×マイナス=プラス、でどうでしょうか?


マイクは立派(BlueYeti)

口下手 税理士は黙って仕事!?

税理士の仕事スタイルというと、

  • 書類に囲まれて
  • パソコンの前に座り
  • 黙々と処理をこなす

といったイメージだと思います。

ほとんど正解です(笑)。

ペーパーレス化が進めていくことで、紙よりもディスプレイが
増えるかもしれませんが、「黙々と」というイメージは続きそうです。

ペーパーワークやデスクワークが多いので、手八丁はともかく
口八丁はピンとこない印象だと思います。

むしろ税理士といえば口下手な印象があるかもしれません。

しかし、積極的に能動的に仕事を進めようとすれば、
口下手をほったらかしにしておくのはマイナスです。

口下手 仕事環境はコミュニケーションでつくる

仕事の効率化を進めるコツの一つとして、

  • 無駄なことをやらない

といった考え方があります。

必要な仕事を合理的に進めることで効率化につながります。

たとえば、税務会計サービスでは入力処理。

デジタルでのデータをウェブから取得してアプリにインポートするところを、
紙の資料を入手して、目視で確認しつつ手打ちで入力すると、

  • 資料の準備に時間がかかる
  • 資料の郵送に時間がかかる
  • 資料の保管スペースが必要になる
  • 手打ちでの入力に時間がかかる
  • 目視で手打ちするとミスが多くなる

といった残念な状態が予想されます。

仕事環境が「いつの間にか」・「自然に」変わることはありません。

仕事に取り組む当事者が、やり方を変更する理由に納得することが
理想的な展開です。

ただし、理想的な展開を期待しているだけだと、期待で終わります(笑)。

仕事の環境を変えていくためには、変更の理由を納得していただく
コミュニケーションが必要になります。

口下手 アウトプットで整理する

コミュニケーションの必要性を否定する方はいません。

とはいえ、しゃべりのプロでもなく実演販売のプロでもない場合、
立て板に水のごとく話し続けることは困難です。

話芸で魅了するという高い目標ではなく、

  • わかりやすく
  • 誤解されない

といった話し方であれば対応できそうです。

私がブログやstand.fm(音声配信)を続けている理由の一つとして、
仕事上でのコミュニケーションを想定したアウトプットを続ける
という発想があります。

ブログでもstand.fmといったアウトプットでは公開する前に、

  • 構想
  • 情報収集
  • 入力
  • 編集
  • 再考

といった過程があります。

お伝えする内容を何度も行ったり来たりするわけです。

遠回りなやり方ですが、口下手をほったらかしにしないための
訓練にもなります。

口下手の方は、何らかのアウトプットの機会をつくることがおすすめです。

 

蛇足
音声配信stand.fmの収録では、録音→削除の繰り返しです(笑)。

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