俺の生活費っていくらだっけ? 事業主勘定をチェックする!

足元って意外に見てないものかもしれません。


コガネムシ

俺の生活費 青天井?、ガラスの天井か?

スカッとする表現に「青天井」という言い方があります。

青天井、つまり天井がないというわけで際限がないことを意味します。

独立してフリーランス・個人事業主になると、収入は青天井になる
可能性があります。
(可能性は間違いなく青天井です(笑))

魅力的な表現ですが、事業の展開とは別に「ガラスの天井」に
ぶち当たるかもしれません。

本来あるはずのお金の制約に気付かずに、後々困る可能性があります。

個人の金銭感覚の問題かともいえますが、税金の仕組みとも関連します。

俺の生活費 ひとり社長との違い

フリーランス・個人事業主とよく似ている方では「ひとり社長」といった
ケースがあります。

現在の会社法では社員が一人でもいれば設立できます。

名刺をみると「株式会社○○ 代表取締役社長△〇◇」と明記されていても。
仕事上の外観はフリーランス・個人事業主の方と変わりません。

とはいえ、ひとり社長であっても会社法や法人税法の制約を受けます。

そういった影響の一つが「役員報酬」です。

一般の従業員・スタッフであれば給料に該当します。

社長であっても法人という組織(人格)から給料や報酬を渡されるわけです。

役員報酬金額は経営状況や経営者次第で設定できます。

というと、勝手気ままに設定できる印象がありますが、誤解です。

役員報酬も経費の一つであるため、利益操作につながらないよう
毎月同じ金額を支給する仕組みになっています。

役員報酬の設定は、

  • 会社の経営状況
  • 所得税の負担
  • 社会保険料の負担

とも関連するので、安直には決められません。

法人を設立して節税や将来のためのお金に備えることはできますが、
行き当たりばったりでは期待通りにいきません。

俺の生活費 金銭感覚を磨くスキルとは?

個人所得税の事業所得では、法人税での役員報酬にあたる経費はありません。

ひとり社長の役員報酬での制約を考えると、フリーランス・個人事業主は
自由度が高い印象があります。

しかし、見方を変えると事業の収支と生活の収支が混在する可能性があります。

事業所得の記帳では「事業主貸」や「事業主借」といった事業収支と
プライベートのお金を分ける勘定科目があります。

プライベートの支出や生活費は、記帳上は事業主貸勘定に集計されます。

ガラスの天井は「記帳上」という点です。

漏れなく、タイムリーな記帳をしていれば、事業主勘定は経営者の金銭感覚に
鋭く反応するデータとなります。

言い換えれば、記帳が曖昧で先送りになっていると、金銭感覚は現実と
思い込みの間でズレを大きくしていくかもしれません。

金銭感覚は漏れの無い、鮮度の高い情報による記帳で磨かれます。

 

蛇足
事業主勘定は貸借対照表に登場します。
複式簿記での記帳とセットです。

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