資料やデータをどうやって会計に活かすか?
収集から記録までのもう一歩!

のどまで出かかっているや、つかめそうでつかめないと
もやもやと苛立ちます。

会計処理はルーティン化できる面もありますが、
とっかかりはもたつくことが多々あります。

もう一歩を進めるためのアプローチが必要です。

どこから食べるか?

記録への一歩 スタートは辛くならない

事業を始めたり、会計業務を引き継いだりすることがあると
会計処理は避けられません。

請求を受けての支払業務だけであればともかくとして、
事業経営の管理での会計処理は負担に感じられます。

辛くならないスタートがおすすめです。

資料やデータの収集から会計処理を始めていくと、
とっつきにくさは感じにくいはずです。
 (辛くならない税務申告の始め方とは?)

次の段階は収集した資料やデータの記録となります。

記録への一歩 集めた後から記録までは?

会計処理では一定の様式での転記や集計が必要とされます。

記録していかなければ、資料やデータが揃っていても何も起きません。

とはいえ、資料やデータをどう活かすかが悩ましくなります。

会計ソフトに入力する、という選択は正しいのですが、
入力する資料やデータに圧倒されるかもしれません。

記録する以前に資料やデータの整理がおすすめです

収集した資料やデータを

  • 種類ごと:通帳コピー、領収書・レシート、請求書etc
  • 月別
  • 事業とプライベート
  • レギュラーとイレギュラー

といった視点で整理していきます。

複雑で専門的な会計知識が必要というわけではないので
負担は小さいはずです。

イレギュラーは毎月の取引には当てはまらない対象です。

  • 固定資産の購入や買い替え
  • 高額な修繕
  • 車の車検 etc

領収書やレシートでプライベートな生活分が混在したり
支払時期が未整理だと記録する際に手間取ります。

資料やデータの整理は後工程である記録の負担を減らすためです

記録には入力だけでなく、確認・検証の過程もあります

経営の当事者が混乱しないための整理であることは言うまでもありません。

記録への一歩 足場を固める!

会計処理の目的は何か?、と問われると、

  • 帳簿や決算書の作成
  • 税務申告の基礎資料の作成
  • 銀行融資に活用する
  • 売上や経費など経営状況の分析

といったこと挙げられます。

会計ソフトやExcelなどを併用していけば効率的に記録して
経営に活かせます。

会計処理が活かせる段階は簿記や税法の知識が活かせる段階
ということもできます。

資料やデータの収集・整理は地味な工程ですが、
一足飛びに成果にはつながりません。

むしろ地味な工程で辛くならない会計処理を始めることで
後工程の負担を減らして成果につなげやすくなります。

会計ソフトの利用は複式簿記の利用と重なりますが、
単式(簡易)簿記でも資料やデータの収集・整理は必要です。

辛くならない会計処理のスタートは足場固めにもなります。

 

蛇足
アイキャッチ画像は「シュシュ(金沢市)」のロールケーキです。
倒して食べるのがマナーだそうですが、釈然としません(笑)。
結局、横向きにしてかぶりつきました(笑)。

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