確定申告はパクリ→疑問の試行錯誤で解決! 何をどうパクるか?
パクリはできそうなのにできないところがミソです。
ハッキングではありません(笑)。
確定申告パクリ まっさらから始めない
確定申告では電子申告e-Taxが定着してきました。
無料で登録せずに使える「確定申告書等作成コーナー」は
確定申告時期の定番オンラインサービスです。
私は確定申告の時期だけ「作成コーナー」のブックマークを
追加しています。
申告書を紙で作成するという選択肢はありません。
「作成コーナー」は専門的な処理を対象にしていますが、
画面の表示にしたがって入力事項に応える仕組みなので
ストレスは少ないはずです。
とはいえ、税金といった専門的な処理が対象なので
不安を感じるかもしれません。
まっさらの状態から始めるよりパクリから始めてみることが
おすすめです。
確定申告パクリ Google Chrome拡張機能の仕組み
確定申告でのパクリの前に私が先日パクった内容を
ご紹介します。
Google Chrome を日常的に使っているのでChrome の
拡張機能もいろいろ試しています。
出来合いの拡張機能の利用が中心です。
便利で効率さえ良くなればOKなのですが、
やはり仕組みも気になります。
GoogleからChrome 拡張機能のサンプルが提供されています。
「chrome extension sample」で検索すると下記のサイトに
アクセスできます。
「Code」→「Download ZIP」でサンプルファイルをダウンロードできます。
サンプルファイルの利用は、Chrome拡張機能のアイコン(右上のパズルピース)から
「拡張機能を管理」より利用できます。
「デベロッパーモード」をオンにしておきます。
ダウンロードしたデータの「examples」フォルダ→「page-redder」を
読み込みます。
拡張機能を作動させると、画面が真っ赤になります(笑)。
強烈な画面なので、色を変えてみます。
拡張機能を機能させているコードを書き換えます。
が、ファイルが開けない!?
ハード(パソコン)の異常か?、と慌てました(笑)。
ウェブで原因を検索すると、javascriptのファイルは下記のように
右クリック→「プログラムから開く」→「メモ帳」で開きます。
対象のコードを確認します。
なんとなく「red」を書き換えれば変化が出そうです。
ファイルを上書き保存して、拡張機能を「更新」します。
実行してみると、動作が確認できました。
確定申告パクリ 完コピできないからスタート
Chrome の拡張機能をちょっとカスタマイズする、
パクってみるだけでももたつきます。
プログラマーからみると呆(あき)れる体たらくです。
とはいえ、それでも自分で手を動かしてみると、
グッと対象との距離は縮まります。
確定申告で「作成コーナー」を利用して申告をする場合、
サンプルをパクりながら進めることがおすすめです。
「作成コーナー」画面の右上に「ご利用ガイド」があります。
「ご利用ガイド」には「入力例」が示されています。
たとえば、年金収入の方の場合には下記のようなサンプルがあります。
入力例を参考にしながら「作成コーナー」を利用できます。
ただし、入力例はあくまで参考・サンプルです。
上記の例を参考にしつつも、
- 公的年金以外の所得
- 医療費控除やふるさと納税の所得控除
については別途入力内容を確認する必要があります。
入力例やサンプルを
- 完全にコピーできない
- コピーでは足りない
とサンプルとの相違点をはっきりさせていくことで、
自分にとっての確定申告の成果や必要性が実感できます。
蛇足
試行錯誤は楽じゃありません。
反面、楽な選択肢にない経験の裏付けを最短で得られます。
今週のスタエフ
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