勉強の成果 

わかった!という瞬間が一番ですが。

1勉強の成果 よその目印
2勉強の成果 自分の目印
3勉強の成果 あたりまえに注意

勉強の成果 よその目印

勉強といっても学校だけではなく、まっとうに生きていきたいと思うと学ぶ必要はいろんなときに感じます。

とくに思い入れがあって学んだ場合は、学習の成果を期待します。

学んだ内容が自分以外の方もわかるなら、成果を見せたい・承認を得たい・称賛されたいという気持ちもあるでしょうし、モチベーションにもなります。

勉強の成果をよそに求めるのはわかりやすい欲求なのですが、肝心の自分が置き去りになっては本末転倒です。

自分で成果を実感できない学習はどれほど高度な内容で労力をかけても、「ただの飾り」です。

勉強の成果 自分の目印

私にとっての学習の成果は以下のようなものです。
・自分の立ち位置を把握できる
・関連したり類似した事項を比較できる
・他の分野や局面で適用できる
・一般的に知られた事項に例えることができる
・ダジャレが言える
・ひとに説明できる

たとえばファイナンシャルプランニングにかかる税金や投資の勉強をした際には、NISAiDeCoの区別を次のようにとらえました。
NISAは、本来配当所得や譲渡所得がかかる投資から得る所得が条件付きで非課税になる制度。
言い換えれば、NISAじゃなければ申告書の配当所得や譲渡所得にでてくるもの。
これに対してiDeCoは年金を補完するもの。国民年金や小規模企業共済とも類似している。
別の見方をするなら、iDeCoは申告書の所得控除(小規模企業共済等掛金控除)に書くもの。

NISAやiDeCoといった投資の関連する内容ですが、個人所得税の申告書のなかで位置付ければ区別はかんたんです。

自分が実際にNISAやiDeCoを利用するときにも、投資(NISA)か投資込みの年金(iDeCo)かと把握できていれば判断は明瞭になります。

勉強の成果 あたりまえに注意

勉強の成果を自分なりの目印で確認できれば、一応の成果と言えます。

またこの成果をあたりまえのこととして利用・運用できれば、学習当初に狙っていた本来の成果も得られるはずです。

ただし、あたりまえという感覚には注意することがあります。

まず他の方と異なる認識を抱いていることに鈍感になりがちです。
(認識の違いをわざと示すのは、上から目線となります)

また、知ってるつもりの状態のために見落としや誤解に気付かないことも考えられます。

学習は成果だけでなく、途中の試行錯誤も覚えておきたいところです。

 

蛇足
失敗やヘマは思い出したくないものですが。前向きに。

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